計算物理インフォーマルミーティング

2019 年 3 月 16 日(土)12:30-13:30

議題

  1. 「計算物理領域」の webpage の作成について

  2. 「計算物理領域」の mailing list の作成について

  3. 「計算物理領域」設立の賛同者名簿の作成(および webpage への掲載?)について

  4. 「計算物理領域」の運営の具体案について

    1. 年次大会だけで活動するのか? または、分科会でもやるのか(合同でやるか、別にやるか)

    2. 年次大会で 2 回登壇できるように提案するのか?(他の領域の講演数が 減るのを防ぐため。)

    3. 物理学会以外に研究会を別途やるのか?

    4. 「計算物理領域」ができる前には、年次大会で、「領域横断」というセッションがあるらしいので、そこで発表する(?)このセッションはシ ンポジウムだけなのか、それとも、一般講演も許されるのか調べる必要 あり。

  5. CCP2025の招致を目指すか(?)

  6. 「計算物理領域」は何を目指すのか?

    1. 方法論か?

    2. 計算機のハードウェアか?

    3. 計算言語(ソフトウェア)か?

    4. 分野を超えた共同研究を生み出せないか?

    5. 他に共通点は見出せないか?

7. 今後の予定

  1. 来年の年次大会でもシンポジウムなどをやるか?

議事録

(記録:名大理・渡邉智彦)

はじめに、岡本祐幸氏(名大)から趣旨説明があった。 計算物理領域を立ち上げられないか。そのための議論をはじめたい。IUPAPには C20、APS には DCOMP があるが、日本物理学会には対応する領域がない。

その後、以下の議題の概要説明しつつ意見交換を行った。

議題

  1. 「計算物理領域」の webpage の作成について

    • 計算物理領域の立ち上げのための web page があると良いのではないか

      • 学会の状況はどうか?

物理学会としては領域を減らすという方向だが、現在参加されていない人が 参加できるようになるなら、良いのではないか。

      • 中間的な領域となるのか?

      • 物理学会には生物物理のMD計算の方々などもおられるのでは?

      • IUPAP C20 を立ち上げるときに C7 を close したという経緯がある。そ の時の事情を調べてはよいのでは?

      • 今の領域はそれぞれ排他的、計算物理はそれぞれ全部に共通なので領域 という以外の枠組みも考えられる。

      • APS の場合は DCOMP は他の division にも入っているのではないか。 加速器物理が似たような状況と思われる。

      • 物理学会では複数の領域に参加しても問題ない。各領域の講演数が減る ので、そこを回避できるのがよいかも。

      • 計算物理をやるとしても他の複数の領域と合同で何かやれるとよいの では?

      • 物理学会、天文学会、地球電磁気の合同セッションをまわりもちで行っ ている。物理学会の参加者を増やすのに貢献している。

      • 応用数学会、シミュレーション学会、機械学習なども含めて共通に議論できる場所を作れるとよいのではないか?

  1. 「計算物理領域」の mailing list の作成について

    • 1, 2 については、岡本さんが中心になってつくる。まずは各領域の ML に情 報を流して参加してもらう。

      • ミーティング後の議論で、web と ML を立ち上げにおいて藤堂氏(東大) のご協力をいただけることになった。

  2. 「計算物理領域」設立の賛同者名簿の作成(および webpage への掲載?) について

  3. 「計算物理領域」の運営の具体案について

    • 年次大会だけで活動するのか?または、分科会でもやるのか(合同でやる?別にやる?)

    • 年次大会で 2 回登壇できるように提案するのか?(他の領域の講演数が減るのを防ぐため。)

      • 結論には至らなかった。

      • まずは年次大会だけでよい。無理をせずに。

  4. CCP2025の招致を目指すか?

    • IUPAP の CCP2025 招致を目指してはどうか。 2019 年 Hong Kong 7/28-8/1 あたりで、次のアジアでの開催がきまる。

      • 上記の会議には日本人の参加は最近大きく減っている。

      • CCP はあまり魅力的ではなかったが、もう少し盛り上がりができてから でよいのでは。Scientific な意義が見出せるか?

      • Kaohsiung の会議は他とかなり毛色が違った(HongKong もその恐れも あるかも)。もっと日本からの presence があってよいはず。

      • 継続審議となった。

  5. 「計算物理領域」は何を目指すのか?

    • 方法論か?

    • 計算機のハードウェアか?

    • 計算言語(ソフトウェア)か?

    • 分野を超えた共同研究を生み出せないか?

    • 他に共通点は見出せないか?

  6. 今後の予定

    • 来年の年次大会でも合同シンポジウムなどを実施するか?

      • 「計算物理領域」ができるまでは、年次大会で、「領域横断」というセッ ションがあるらしいので、そこで発表するのも一案。

      • このセッションはシンポジウムだけなのか、それとも、一般講演も許さ れるのか調べる必要あり。

      • 物理学会以外に研究会を別途やるのか?

      • すぐに毎回何かやるというのは大変なので、領域横断の研究会などと連 携するのが良いという意見もある。

      • 合同セッションというのがよくあり、これは複数の領域の代表が合意し て講演募集をかける。来年の年次大会でやるには、今年の秋の分科会で提案 する必要がある。

以上