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COESSプロジェクトには、学術のメンバーだけでなく、沿岸・沖合の漁業組合や地域住民の方々も参加しています。何世紀にもわたって日本の漁村の沖合の遺産の一部である湧水域の位置を特定し、保全するためには地域社会との関わりが大切です。
COESSプロジェクトは、炭化水素資源と熱水湧出域と海洋生態系におけるその役割に関する研究を促進するために、2022年に日本で設立されたました。現在、12の研究機関から20名の研究者がプロジェクトに参加しています。
湧水環境には、魚類、貝類、海綿動物、微生物マットなどの群集が生息しています。これらの独自の生態系は、地元の漁業コミュニティを支えるとともに、極限環境における生命を研究するための重要な場所となっています。
2022年9月、COESSプロジェクトは「持続可能な開発のための、国連海洋科学の10年」の行動計画として正式に承認されたました。 そのため、プロジェクトは「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」がまとめた10の課題に取り組んでいます。