狂気
※この狂気表を使用するかは、セッション開始前あるいは狂気ロール前に確認します※
◆狂気内容
1d8+1d2 七つの大罪狂気内容
1d8で対応する『七つの大罪』を、続いて1d2で表裏を決定
(内容の決定はchoiceロールでもよい)
choice[傲慢,強欲,嫉妬,憤怒,色欲,暴食,怠惰,克己]
choice[表,裏]
◆発狂期間
1d8+2 一時的狂気期間
短期の一時的狂気は数分 or 1d8+2戦闘ラウンド 継続
1d6 不定の狂気期間
長期(不定)の狂気はセッション終了後に発症
1d6ヶ月 or 1d6卓(セッション) 継続
一時的狂気(数分 or 1d8+2R)
クリックで内容を表示/非表示1.傲慢 Pride
(表)激しい躁状態
脳内麻薬の多量分泌により、多幸感と全能感に囚われる。現状に対する危機感が欠如する
自らの命を顧みず、あらゆる無謀な行動が可能になる。身体能力が一時的に向上する(ダメージボーナスに+1d4)
(裏)激しい鬱状態
精神の圧迫による絶望感に囚われ、意思決定力が欠如する
思考がまとまらず、知識技能が初期値になる
2.強欲 Greed
(表)生への執着
恐怖から逃れるため、命乞いや逃走などあらゆる手段をもって自らの命を優先する。他人を気遣う余裕が無くなる
攻撃行動が選択できず、回避行動しかできない
(裏)自暴自棄
自らの死の危険を引き起こすような無謀な行動を積極的に行う。善良な探索者の場合、周囲の人間のために命をかける
回避行動をとらず、脅威の排除や他者を庇うことを優先する
3.嫉妬 Envy
(表)偏愛、執着、妄執
特定のモノ・人物・行為に対して異常な執着を起こす
執着対象の害になる行動をとることはできない
(裏)一時的偏執狂
強迫観念に囚われ、パラノイアを引き起こす。他人との協力行動をとることはできない
基本的に単独行動をとりたがる。この狂気状態の探索者に協力を求めるには、交渉技能が必要になる
4.憤怒 Wrath
(表)感情の噴出・憤怒
憎悪の対象および脅威となるものに破壊衝動・殺人癖が発症する
興奮状態により、攻撃時のダメージに2の固定値が加わる一方、自らも耐久値が1減少する。さらに痛覚が麻痺し、HPが2以下になっても自動気絶しない
(裏)感情の噴出・悲嘆
理解しがたい状況に耐え切れず感情の制御が壊れ、大笑いあるいは大泣きを起こす。状況によっては自殺癖を伴う
全技能の成功率が半減する(初期値以下にはならない)
5.色欲 Lust
(表)性的興奮
眼前の光景あるいは付近の対象に異常なまでの性的興奮を起こし、釘付けになる
自発的な行動が不可能になる
(裏)生理的嫌悪
眼前の光景あるいは付近の対象に身の毛のよだつ嫌悪感を起こす
激しい手足の震え・強張りにより、身体的な技能が初期値になる
6.暴食 Gluttony
(表)異食症
常に何かを食べていないと落ち着かなくなり、食物以外をも口にする
周りに適当なものがない場合、自らの身体に噛み付いて毎ラウンド1のダメージを受ける(自傷は3ラウンドまで継続)
(裏)激しい嘔吐
耐え切れない恐怖・嫌悪感から嘔吐する
狂気の継続期間にかからわず、3ラウンドは一切の自発的行動がとれない
7.怠惰 Sloth
(表)昏迷
自らの目や耳を塞いで状況理解を拒む
能動的な行動を起こすことができず、視覚・聴覚が関わる技能が初期値になる
(裏)多弁症
早口・多弁・意味不明な言葉を発し、コミュニケーションに障害を起こす。あるいはひたすら叫び声を上げる
他人の言語的指示を理解することができない
8.克己 Self-control
(表)一時的狂気に陥らない
恐怖や狂気を克服し、意思に基づいた理性的な行動をとることができる
KPの許可があれば『狂人の洞察力』を得る。<アイディア>ロールに失敗すれば、狂気の原因となったものについての洞察を得られるかもしれない
(裏)反響動作および反響言語
判断・思考を放棄し、周りの人間や神話生物の動作・発言を反復する
周りに適切な対象がいない場合、「怠惰・(表)」の昏迷に準じる
不定の狂気(1d6ヶ月 or 1d6卓)
クリックで内容を表示/非表示1.傲慢 Pride
(表)傲慢
躁。根拠の無い自信に満ちる
(裏)卑屈
鬱。意思決定力が欠如し、他人の言動に判断を委ねがちになる
2.強欲 Greed
(表)強欲
他者を信用せず、自身の生や富、権力などに強く執着する
(裏)献身
自己犠牲心が極端に強くなる。あるいは自傷癖や自殺願望をもつ
3.嫉妬 Envy
(表)嫉妬
特定のモノや人物に対する偏愛や執着、妄執を引き起こす。常にその所在や安全を確認し、執着対象の不在に気付くと錯乱を起こす
(裏)偏執
パラノイアを引き起こし、自分以外を信用しない
4.憤怒 Wrath
(表)憤怒
ストレスに見舞われるとヒステリーを起こす。些細な事で暴力に訴えようとする
(裏)パーソナリティ障害
感情のコントロールが利かなくなり、些細な事で泣き出したり、常時ニタニタと気持ちの悪い笑みを浮かべたりする
5.色欲 Lust
(表)色欲
性的快楽、酒、薬物などに耽溺する。あるいは普通ではない性的愛好をもつ(例:幼児愛好、死体愛好、血液愛好、露出癖、SMなど)
(裏)潔癖症
性的なもの、あるいは恐怖の原因となったものに対する恐怖症をもつ。あるいは行き過ぎた潔癖症をもつ
6.暴食 Gluttony
(表)過食症
過食、あるいは常に何かを口にしていないと落ち着かなくなる
(裏)拒食症
肉、あるいは恐怖の原因となったものに近いものを食べられなくなる
7.怠惰 Sloth
(表)健忘症
恐怖の原因となったもの、あるいは親しい人のことを忘れやすくなる。あるいは軽度の知的障害を起こし、言動が幼くなる
(裏)蒐集癖
非人道的な研究、オカルト、魔術的なものへと異常な関心を示す
8.克己 Self-control
(表)恐怖や狂気を克服し、意思に基づいた理性的な行動をとることができる
(裏)振り直し
ふろんちあ様のさかな卓で採用されている『七つの大罪狂気表』を参考に、大幅改変しています。