出版情報
Publication
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デジタルコミュニケーション研究会では、ひつじ書房より書籍『入門 デジタルメディアの言語研究』(仮題)を刊行いたします(現時点では2026年6月を予定)。
本書は、デジタルコミュニケーション研究会の運営メンバーおよび若手研究者が中心となり、言語学の基礎から、デジタルメディア特有の言語現象を分析するための考え方や方法論を体系的にまとめた入門書です。
インターネットスラング、絵文字、LINEチャット、Zoom(ビデオ通話)、YouTube Live(動画サイト)でのやりとりなど、日常的なデジタルコミュニケーションを対象に、具体的な事例とともに分析の視点を提示します。
また、コーパスを用いたデータ収集やAPIを利用した調査手法、研究を行う上での倫理や関連法規についても解説し、初学者が実際に研究を進めるための足がかりとなる一冊を目指しています。
執筆陣は以下のとおりです。(五十音順)
落合哉人
菊地礼
黒田一平
酒井晴香
新山聖也
西村綾夏
山崎由佳
現段階での目次は以下のとおりです。
第1章 言語とは何か:言語学の基本と見取り図
第2章 デジタルコミュニケーション研究の定義と射程
第3章 デジタルコミュニケーション研究の方法と留意点
第4章 インターネットスラングとミーム:言語現象との連続性から
第5章 絵文字:文法なき記号を分析するために
第6章 LINEチャットでの会話:参加者間で生じる非同期コミュニケーション
第7章 ビデオ通話での会話:参加者間で生じる同期コミュニケーション
第8章 動画サイトでの会話:配信者・視聴者間で生じる半同期コミュニケーション
第9章 整備されたコーパスを用いたデータ収集:BCCWJを中心に
第10章 APIを用いたデータ収集:XのAPIを中心に
第11章 デジタルコミュニケーション研究の倫理
刊行に関する詳細情報につきましては、追って本サイトにて公開いたします。
なお、本書の内容の一部については、刊行に先立ち、2026年の「言語学フェス」にて発表を予定しております。