今回は新しく季節のしつらいやイベントにピッタリなコスチュームを3点製作しました。
またミニチュア服に合わせて、シルバニアサイズの小物も自作してみましたので、作品と共にご紹介してまいります。
結婚式のウェルカムドールをイメージして作った、街のすてきなカップル専用のブライダルコスチュームです。
ウエディングドレス・タキシードは数年前に製作したもの(下写真左側)。
当時はポリエステル100%のストレッチサテンで仕立てましたが、今回は生地を80番手で織られた綿サテンに変更することで、ナチュラルな風合いに仕上げられたかと思います。
花嫁の頭を飾るヘッドドレスは、ウエディングドレスがシンプルなだけに、どうしても王道のプリンセスティアラにしたかったので、こだわりを貫いて作りました。
またウサギさんの耳は上に行くほど広がっているので、後ろ側をゴム仕様にして頭に被せやすくしています。
タウンシリーズや教会をイメージして作られた『森のウエディング』と合わせても馴染むコスチュームです。
是非すてきなカップルのウェディングシーンを再現して、シルバニアを並べてみてください。
前回製作した浴衣の色違い・柄違いを2点製作しました。
男性用は中国の伝統色である草灰色(ツァオホイスー)に近い、暗い灰みがかった上品な色調の浴衣です。女性用はリバティプリントの定番柄、グレンジェイドのネイビーで仕立てました。
またせっかく浴衣を作ったのだから、もっと目で感じる涼を楽しめたらいいなと思って、シルバニアサイズの団扇(うちわ)を自作してみました。
以下に作り方をまとめてみましたので、ご参考にしていただければ幸いです。
きっかけは、曲風園の歩危(ぼけ)番茶。
包みを止めている紙バンドを解きながら、「なんかこれシルバニアに使えそうだな」と思って調べてみると、ミニチュアサイズの団扇が作れることが分かって、早速浴衣に合わせて作ってみることにしました。
まずは、5本幅(6mm)の紙バンドを3.5cmにカットし、上から2cm程切れ目を入れて切り離ます。
次に切り離した紙バンドを一本一本扇状に広げ、お好みのうちわの形に合わせて長さを調整します。
地紙(じがみ)の柄はパブリックドメイン(又はCC0ライセンス)から柄を選んで、ラベルシールに印刷したものを使っています。
紙バンドに団扇の形にカットした地紙を貼り付けます。裏側はやや大きめにカットしておき、貼り付けてからはみ出た部分を切り落とします。
最後にカッターで団扇の形に沿って紙バンドを斜めに切り(上右写真)、持ち手を3本にして完成です。
前回製作した浴衣も再販いたしますので、新作と合わせて揃えてみてください。
お正月飾りにぴったりな晴れ着のペアセットです。
子供の時に持っていた、アニバーサリーバースデー(15周年記念・きものタイプ)をオマージュして作りました。
ファーショールは、後ろ中心を内側に折り込んで、衿腰を高くした場合と、フラットな状態で巻いた場合とで、雰囲気が変わります。是非お好みの巻き方で演出を楽しんでください。
また正月に因んで、シルバニアサイズのしめ縄飾りを自作してみました。
以下に作り方をまとめてみましたので、ご参考にしていただければ幸いです。
20cmほどに切った紙紐を3本用意し、動かないように固定したら、3本の内左と中央の紙紐を右回りに20回ほどねじって、ひとつにまとめます。
同じように、残しておいた右の紙紐も右回りにねじってひとまとめにします。
直径2.5cmのリース状になるように丸く合わせて、交差するところを留めます。
両側から飛び出したの紙紐の長さを調節し、最後に準備した装飾を取り付けて完成です。
いつかシルバニアで季節ごとのしつらいセットを作ってみたい。
そんな夢を抱きながら、来年も引き続き、季節のしつらいやイベントをテーマに着せ替え服を提案してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
出品は2024年10月29日(火)を予定しています。今年最後の出品になるかと思います。ご縁がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。
なお郵便料金の値上げに伴い、今回の出品から送料を全国一律430円に変更させていただいております。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
カリリロ