中部の環境を考える会
Association Concerning Environment CHUBU
Association Concerning Environment CHUBU
中部の環境を考える会は1982年7月に結成され、その名も「考える会」と称しているように、なにかの問題について、賛否を明らかにしたり、反対運動を組織したりすることを直接の目的とするのでなく、その活動に参加した会員がそれにより見聞を広め、環境を守る上でどのような問題があるか、どうすればよいかなどをそれぞれの立場で理解していくことを活動の基本においています。
メンバーは名古屋を中心とした中部地方の、環境問題に関心をもつ研究者、弁護士、医師、ジャーナリスト、市民約300名で出発しました。現時点において約100名が登録されています。
中部の環境を考える会は、環境問題についてともに考える会員を募集しております。
環境問題に関心を持ち、当会の目的に賛同いただける方であれば会員資格は一切ございません。現在は大学教員、弁護士、政治家、ジャーナリストや大学院生など様々な会員が在籍しております。
入会後は、随時発行される会報(環境と創造)をお届けするほか、例会(原則オンライン開催)などを通じて環境問題に関する知見に触れられる機会や会員同士で意見交流いただける機会などを提供します。
2025年12月例会を開催しました
2025.12.8
2025年12月7日に「ぐるっとつながるまちと経済の未来 ~サーキュラーエコノミーってなんだろう?」と題し、例会を開催しました。
前回例会まではネイチャーポジティブを共通テーマとしていましたが、今回は初めて「サーキュラーエコノミー(循環経済)」というテーマを取り上げた回となります。
第一部では松山純也さん(愛知県資源循環推進課課長補佐)、林悟さん(日東工業株式会社 グループ経営企画統括部 サステナビリティ推進室長)、弓立順子さん(金城学院大学環境デザイン学科教授)が産学官それぞれの視点で基調講演を行いました。その後、近藤悠生さん(東京海上ディーアール株式会社 サステナビリティユニット研究員 / コーディネーターを担当)を加えてパネルディスカッションを実施し、サーキュラーエコノミーに各主体が取り組む意義や、現状の課題、その課題を克服するための「共創」や「アイディア」といった要素について議論が行われました。
今回もYouTube liveと対面(会員限定)を合わせて60名以上の応募があった中で、パネルディスカッションをはじめ、大いに盛り上がりを見せました。