研究室への配属を希望している人へ

研究テーマ

こちらのページを参照してください.

研究生活

多くの研究は,各自独立したテーマの下で研究を行います.いずれのテーマでも,問題の分析・問題を解決するシステムの開発・開発したシステムの評価を繰り返します.ただプログラムを作るだけでなく,提案・評価・分析のために討論を繰り返すことになります.

研究設備は,情報・通信系共通の話になりますが,比較的広い机と,専用の計算機(場合によっては複数台)が与えられます.また,日々の議論のためにゼミ室・会議室も設置してあります.

学生は,各グループの先生の指導のもと日々を過ごすと共に,情報処理研究室のメンバーも含めた行事をつうじて,小さなグループにとどまらない研究活動・日常生活を過ごします.

一般的な一年の過ごし方は,こちらのページを参照してください.

OB・OGの主な就職先

2018年度に新体制に移行したばかりなので,統計がとれていません.傾向としては,情報通信系に限定されることなく,自動車関係,電気関係など幅広く就職しています.就職先を教員が強く推すことはないので,各自の興味に合わせた就職先となっています.

ありそうな質問と回答

  • パソコン,プログラムに関する知識に不安があります.研究室に入っても大丈夫でしょうか?

単に不安があるだけなら問題ありません.研究室に入ったら必ずパソコンに触れることになると思いますので,すぐに慣れると思います.ただし,「一度勉強したけどどうにも好きになれなかった」という場合は,別の研究室を検討した方がよいでしょう.


  • 授業でしかプログラムを組んだことがありません。研究に支障はありませんか?

多くの研究では,新たなプログラミング言語を使用します.その意味では,経験そのものは重要ではありません.新たな知識を取り入れることができる柔軟さが重要です.

ただし,プログラミングは本質的には,プログラミング言語ではなくアルゴリズムやデータ構造に関する理解が重要です.その意味では,プログラミング言語は問わないので,一度,独自のプログラムを完成させてください.学習したことを応用して独力でプログラムを完成させることができるのなら,研究の遂行に問題はありません.教えられたとおりのことしかできなかったり,プログラミングという行為に苦痛を感じるのなら,別の研究室を検討した方がよいでしょう.


  • どのような人を求めていますか?

以下に思いつくまま列挙します。参考にしてください.

    1. プログラミングに関するセンス:研究における主要な作業はプログラミングなので,これがないと苦労することになります.

    2. こつこつと一人で問題を解決する能力:ほとんどの研究は一人で行います.自分で何もしなければ,研究は何も進みません.

    3. 幅広い興味:多くの場合,情報系の研究はアイデア勝負です.広い視野を持つことで,さまざまなアイデアが出てきます.

    4. コミュニケーション力:研究は独力で進めるものではありません.先生・他の仲間との議論・検討も重要な要素です.特に重要なのは「対人能力」ではなく「論理的コミュニケーション能力」です(参考リンク1, 参考リンク2).