「認知行動療法教育研究会」は2012年に、愛媛県出身で認知行動療法の第一人者・大野裕先生が開設され、全国各所で「こころのスキルアップ教育」(心の授業)を研究・実践している研究会です。2014年にスタートした「四国推進委員会」(CBT四国)は、心の授業だけでなく、部活動や競技団体のスポーツメンタル講座、自治体の自殺対策講座、子育て支援研修など、さまざまな活動をしてきました。
2023年度から、愛媛県「三浦保」愛基金の助成を受け子育て支援事業を立ち上げ、児童・生徒への「心のスキルアップ講座」、子ども支援に関わる方々(保護者・教職員・大学生・福祉関係等)に向けた認知行動変容アプローチによる「心の育み研修会」を行っています。
第12回「心のスキルアップ 四国研修会」(2025年8月)
(上手な頼み方)
参加者の声
認知行動変容アプローチを職場や生徒に活用したいと思って参加した。実際の学校での活用例もあり分かりやすかった。(教員)
アサーティブな頼み方や断り方など、自分でも生徒にも活用したい。2学期からの子ども達への参考になると思った。(教員)
ワークやエクササイズは、対面研修ならではの体験だった。(福祉)
空気を抜いたボールの使い方に驚いたが、ボールエクササイズで体がポカポカして気持ちが良かった。次回も、是非、この続きをお願いしたい。(医療・福祉など複数)
「心の育み支援研修会in北陸」(2025年3月)
公認心理師、臨床心理士、看護師などの方々への「認知行動変容アプローチ」による研修会。活発な意見交換で有意義な研修となりました。
何より、ご参加の皆様方の子どもへの熱い思いに心が洗われる思いがしました。研修へのご協力まことにありがとうございました。(四国推進委員長)
2024年12月に 第11回「心の育み支援研修会」(松山市)を実施
座学からスタート
現職教員によるエクササイズの指導
ペアワーク
ボールを使ったエクササイズ
参加者の声
即、現場で活かすことができる内容だった。
(参加していた)小学生の意見が新鮮で気づきも多かった。(複数回答)
柔らかいボールを使ったエクササイズは大変気持ちよかった/楽しかった。/1つのボールで、これだけリラックスができるとは思わなかった。/家族にもすすめたい など(多数回答)
安心して参加できるムードがとても良かった。(初参加の人から)
2024年11月に「第41回愛護班研究大会」で、四国委員長が「認知行動変容アプローチ」による研修を兼ねた講演を行いました。
体験型・全員参加型の研修会は大盛況となりました。研修後の質疑応答も活発で時間が足りないほどでした。ご協力まことにありがとうございました。
2024年、8月に「心の育み支援研修会」(松山市)を実施しました。
10回目の節目となる「こころのスキルアップ四国研修会」大野裕先生からお祝いのビデオメッセージをいただきました。ありがとうございました。
参加者の声
前半の認知と行動からのアプローチ(ワーク)も良かった。後半の「春子さんの事例(私を救った「こころのスキルアップ」)では、お母さん自身が「認知行動変容アプローチ」を活用して不登校の子どもさんに接しているところ、支援者が同じスキルで「孤立させない支援」を続けているところに感激した。続きを聞きたい。次の研修会を楽しみにしています。
春子さんの事例で支援に関わっている「東温市地域活動支援センター・おかけや」の活動はこちら (Instagram)
伊予市児童生徒理解研修会
◆令和6年度伊予市児童生徒理解研修会は,伊予市内小中学校で生徒指導を担当する教員の研修会。
◆写真はSOSの受け止め方についてのペアワークの一場面。
2023年、CBT四国は15回の研修会を行いました。(一部を紹介します)
とにかく楽しかった。ワークもよかった。また機会があれば続きを聞きたい。
研修中、グループの他の・人の意見や考えを聞いて、自分にもいろいろな関りができることを実感した。
理論とワークがセットになっているので、わかりやすい。CBTを学ぶと心が軽くなる。
大学生のセルフケアと子どもへの関わり方を兼ねた研修。家庭教師やボランティア等、子どもとの関りは意外に多く、熱心にメモを取る姿も見られました。
熱心に受講してくれました。