Code for Research Administration
Code for Research Administration (C4RA)とは
活動の趣旨
リサーチ・アドミニストレーター(RA)の業務は多岐にわたりますが、テクノロジーを活用する事により効率化や問題解決が期待できるものは多いと考えます。
テクノロジーを活用して自分たちの身のまわりの課題を自分たちで解決していくcivic techの取組みを参考にし、全国各地に散らばるRAによるデータ分析のノウハウ共有やツール開発を行っていきます。
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■これまでの取組みをまとめました。C4RAについて知りたい方はこちらもどうぞ。
研究力分析の効率化・高度化に関するCode for Research Administrationの取組み:URAによる機関を越えた連携
平井 克之, 岡崎 麻紀子, 奥津 佐恵子, 久保 琢也, 矢吹 命大, 渡邉 優香
情報の科学と技術 71(2):80-86 (2021)
■(一社)リサーチ・アドミニストレーション協議会(RA協議会)の「テーマ別勉強会」支援の取り組みにおいてC4RA提案の「研究力分析勉強会」が採択されました(2021年度)。
勉強会のテーマ:研究力分析に関するプログラミングをはじめとした技法と最新知識の習得
以下の企画を実施中です(どなたでも参加可能です)
・R勉強会 (終了しました)
・実践ハンズオン(Python, R) (終了しました)
・論文紹介セミナー (終了しました)
・講演会企画 (終了しました)
C4RAへの参加方法
PumbleとMLで情報共有しています。招待のメールをお送りしますので、katsuyuki-hiraiアットマークnuhw.ac.jp まで、お気軽にどうぞ。
イベント
【終了】リサーチ・アドミニストレーター協議会 第8回年次大会
・[E-1] 評価を評価する:研究力の分析・評価の実際(オーガナイザー:荻)
(2022年8月30日10:30-12:00)
・[N-2] プログラミングによるデータ分析の生産性向上 ― Code for Research Administration (オーガナイザー:平井)
(2022年8月31日9:00-10:30)
【終了】Python,およびRの実践ハンズオンセミナーを開催します。(第1回 R :2022年7月20日終了, Python:2022年2月17日終了)
【実施中】論文紹介セミナーを行います。 (実施中)
ツール開発
GitHubにCode for RAのOrganizationアカウント上で共同で開発しています。また、C4RAメンバーのGitHubの個人アカウントもここで紹介します。
KAKEN関係
KAKENデータベースからダウンロードできる採択課題データ(csv形式)を用いた科研費分析ツールです。 機関別、審査区分別、研究種目別の特徴等をつかむことができます。 Rで書かれています。
https://github.com/TakuyaK0625/KAKEN.App
※C4RAメンバーの久保さんのGitHubリポジトリです。
科学研究費助成事業データベース(KAKEN)からXML形式で研究課題データをまるごとダウンロードして、科研費獲得実績として研究力分析に使いそうなデータを抽出し、正規化したテーブルとしてローカルのMariaDBに保存するプログラムです。
https://github.com/c4ra/kaken_parse_grants_masterxml
ローカルのデータベースからPythonのデータ分析ライブラリPandasを用いた集計・分析の例も公開しています。
https://github.com/c4ra/kaken_aggregate
※C4RAのOrganizationアカウントのリポジトリ上で、メンバー共同で開発しています。GPLライセンスのオープンソースのコードとして公開していますので、C4RAメンバーでなくても自由に使うことができます。C4RAメンバーの方には、Organizationアカウントのリポジトリにコミットする権限を持つことができます。
科研費の採択状況を研究機関間で比較する分析ツールを、新潟大学に置いています(PHPです)。Pythonに移植したので、ひとまずローカルで動かすためのコードを公開します。
https://github.com/hiraikatsuyuki/kaken5
※C4RAメンバーの平井のGitHubリポジトリです。
書誌メトリクス分析関係
SciValで作成した任意の文献集合リストから著者リストを作成し、著者の専門分野リストを作成します。
https://github.com/mackeykura/AuthorProfile_fromScopus
異分野共著かどうかを判断するプログラムです。
https://github.com/mackeykura/idp_collaboration
※C4RAメンバーの岡崎さんのGitHubリポジトリです。
Scopusからエクスポートしたファイルから国際共著論文の数・割合を計算します。
https://github.com/okutsu-saeko/so/blob/master/InternationalResearchPapers.ipynb
※C4RAメンバーの奥津さんのGitHubリポジトリです。
InCitesで取得したWeb of Scienceのアクション番号などを、その後のWoS検索のために500件ずつに分割するプログラムです。
https://jsanderson.shinyapps.io/Search_String_Creator/
※C4RAメンバーのJason M. SandersonさんのGitHubリポジトリです。
大学ランキング分析関係
THE (Times Higher Education)世界大学ランキング日本版に関するデータの可視化事例です。Rで書かれています。
https://github.com/TakuyaK0625/Rankings
※C4RAメンバーの久保さんのGitHubリポジトリです。