◆相澤 政宏 [Flute]
宮城県出身。1987年東京音楽大学入学。1989年、大学3年在学中に弱冠20歳で東京交響楽団に入団。1991年、日本フルートコンベンションコンクールにて3位入賞。1995年同団首席奏者に就任。以来同団とはソリストとしても度々共演を重ねる。また、オーケストラ以外にも、室内楽、ソロ、レコーディングなど幅広く活躍している。
現在、東京音楽大学教授。東京交響楽団客演首席フルート奏者。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。日本フルート協会理事。アジアフルート連盟理事。
写真:ⒸN.Ikegami/TSO
◆池田 肇 [Oboe]
岩手県釜石市出身。1976年、国立音楽大学卒業。山形交響楽団に入団。
1977年東京佼成ウインドオーケストラを経て、1981年東京交響楽団に入団。以後、首席奏者としてオーケストラ活動と共に、リサイタル、室内楽の他、講習会開催、各種審査員、吹奏楽団やオーケストラ指導など、多彩な活動を行っている。
東京交響楽団とは、モーツァルトの協奏交響曲、アルビノーニの協奏曲のソリストとして共演。オーボエを、青山治一、丸山盛三の各氏に師事。元東京交響楽団首席奏者。
木管五重奏団「Hana-Emi」及び「シンフォニエッタ静岡」所属。「響会」主催。「日本オーボエ協会」常任理事。「釜石応援ふるさと大使」。
◆林田 和之 [Saxophone]
尚美学園短期大学を経て、東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマコース修了。第2回アドルフ・サックス国際コンクール第6位。 第16回日本管打楽器コンクール第1位。
NHK-FM「FMリサイタル」、「ベストオブクラシック」に出演。 ソロCDに「Lessons of the Sky」があり、メンバーである”雲井雅人サックス四重奏団”のテナー・サクソフォーン奏者としても7枚のCDを録音している。
オーケストラ内のサクソフォニストとしては、新日本フィルハーモニー交響楽団、 サイトウキネン・オーケストラ、群馬交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団からのファーストコールを受けるほど信頼も厚く、また作曲家・久石譲のコンサート、レコーディング、ツアーにも多数参加。
また、基礎奏法にこだわりつつ、いかに音楽的な演奏に開花させるべきかを緻密に構築していくレッスンも好評で、プロの奏者へのレッスンや全国大会出場校へのレッスンも多数こなす。
主宰する「フェロー・サクソフォーン・カルテット」が青山財団より「バロックザール賞」を受賞。
尚美学園大学、東京ミュージック・メディアアーツ尚美ディプロマコース講師。
最近では宅録を趣味にしている(YouTube【林田和之】で検索)
◆福井 蔵 [Fagott]
群馬県出身。15歳よりファゴットをはじめる。東京音楽大学卒業後、同大学助手を経て、東京交響楽団へ入団。第6回日本管打楽器コンクール入選。読売新人演奏会出演。霧生吉秀、菅原眸の両氏に師事。現在、東京交響楽団首席奏者である傍ら、レコーディングや多くの学生の指導等、幅広く活躍中。
◆金沢 茂 [Brass Section]
1947年宮城県鹿島台町生まれ。1971年国立音楽大学卒業。同年東京交響楽団にトロンボーン奏者として入団。卒業時に武岡賞受賞。1976~78年文化庁在外研修員としてウィーン国立音楽大学入学。78年同大学卒業。同年東京交響楽団復帰。1994年まで首席奏者として活躍。1984、86年ソロリサイタルを行う。1994年~東京交響楽団のパーソナルマネージャーに就任。現在に至る。長野県県民文化会館館長。中新田バッハホールシニアマネージャー。
◆中山 隆崇 [Trumpet]
神奈川県茅ケ崎市出身。武蔵野音楽大学卒業。シエナウィンドオーケストラ、東京交響楽団を経て東京都交響楽団へ入団。1998年度アフィニス音楽文化振興財団の奨学金によりミュンヘンへ留学。ミュンヘンフィルハーモニーオーケストラ首席奏者ギド・セガース氏に師事。これまでにトランペットを久保義一、故中山冨士雄、渡仲郁夫の各氏に師事。オーケストラ活動だけではなく、ソロ、室内楽等でも活躍している。現在、東京都交響楽団団員。東京メトロポリタン・ブラスクインテット、ザ・トランペットコンサート、Mostly Trumpet 「THE MOST」、トウキョウブラスシンフォニー他メンバー。東京藝術大学非常勤講師。洗足学園音楽大学非常勤講師。
写真:平舘平
◆今井 仁志 [Horn]
東京学芸大学音楽科卒業。卒業後、ドイツR.シュトラウス音楽院に留学。ホルンを千葉馨、伊藤栄一、D.クレヴェンジャー、E.ティルヴィリガーの各氏に師事。オーケストラアンサンブル金沢、東京交響楽団首席奏者を経て、現在、NHK交響楽団首席奏者として所属。
◆萩原 顕彰 [Horn]
東京音楽大学卒業。第5回日本管打楽器コンクール3位入賞、第59回日本音楽コンンク−ル入選。ホルンを窪田各告己、安原正幸、J.チェルミナーロの各氏に師事。現在、ソロ、室内楽、オ-ケストラはもとより、あらゆるジャンルのレコ−ディング、ミュージカル、現代音楽、ジャズのライブに出演するなどマルチプレーヤーとして活動中。上野学園大学非常勤講師。
◆花坂 義孝 [Trombone]
岩手県出身。東京芸術大学卒業。在学中より上野の森ブラスの他に、原信夫とシャープス&フラッツのメンバーとしても活躍。シャープス&フラッツを退団後もクラシック、ジャズともにこなすマルチプレイヤーの名声を欲しいままにしている。先生には金管のトレーナーとしても、長年に渡り熱心なご指導をいただいております。
◆牛渡 克之 [Euphonium]
宮城県出身。東京藝術大学器楽科、同大学院音楽研究科修士課程修了。スイス国立ベルン音楽大学ソリストクラスに学ぶ。第3回ファルコーニ国際ユーフォニアムコンクール入選。日演連主催新人オーディションに合格し仙台フィルハーモニー管弦楽団と共演。国際ユーフォニアム・テューバ協会(ITEA)世界大会におけるソロコンクール第1位。第9回日本管打楽器コンクール(ユーフォニアム部門)第2位。これまで三浦徹、ジェームス・ガーレイの各氏に師事した。
2017年Brain Music社より初のソロアルバム「うしし」、2019年OTSの初のCD「OTS」を発表。現在、同志社女子大学教授、京都市立芸術大学非常勤講師。
◆渡辺 功 [Tuba]
1960年 東京生まれ。
1980年東京芸術大学音楽学部に入学。
1986年 第三回日本管打楽器コンクール テューバ部門において一位無し《二位の下》を受賞。
1989年 東京シティフィルハーモニック管弦楽団入団。
1993年 (財)東京交響楽団に移籍。
2000年 東京交響楽団定期演奏会においてR・ヴォーン・ウイリアムズのテューバ協奏曲のソリストをつとめ好評を博す。
2020年 退団。
洗足学園音楽大学、桐朋学園、聖徳大学、国立音楽院 各講師。
日本ユーフォニアム・テューバ協会理事。
◆石橋 京子 [Contrabass]
茨城県出身。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。これまでに永島義男、西田直文、山本修の各氏に師事。現在、フリーランス奏者。長野県小諸高等学校音楽科、茨城県立水戸第三高等学校音楽科、各非常勤講師。
◆畑中 暢行 [Percussion]
桐棚学園子供のための音楽教室に5歳より入室。
その後東京芸術大学器楽科(打楽器専攻)に入学。芸大在学中にパーカッショングループ72のメンバーになる。一方、オーケストラでの演奏活動、録音スタジオ等でも演奏活動を始める。1981年度NHK教育テレビ「歌ってゴー!」レギュラー出演。1980年~1987年東京吹奏楽団に在籍。「スウイニートッド」(日本初演)「レ・ミゼラブル」(初演より8年間)「ミス・サイゴン」(日本初演)などのミュージカルに多数参加。
吹奏楽の指導でも1985年から文教大学吹奏楽部、1999年から創価グロリア吹奏楽団等の指導にもあたり、めざましい成果をあげている。
現在、パーカッショングループ72 、東京バッハ・カンタータ・アンサンブル、東京アーバンブラス各メンバー、文教大学吹奏楽部、創価グロリア吹奏楽団、Pastorale Symphonic Band、東京学芸大学管弦楽団各正式トレーナー。
打楽器を小島 光・有賀 誠門氏に師事、マリンバを高橋 美智子に師事。
◆三宅 美子 [Harp]
東京芸術大学卒業。ソロリサイタル、室内楽、オーケストラ、スタジオレコーディング、TVなど多方面で活躍。ハーモニカの崎元譲やトロンボーンのブラニミール・スローカーとのデュオも好評を得ている。また由紀さおり&安田子童謡コンサートのハープ指導も担当した。近年は、故玉木宏樹が提唱した純正律音楽研究会にて、ヴァイオリン水野佐知香、箏の吉原佐知子と共にコンサートやレコーディングを行なっている。