ボーイスカウトは、年齢の異なる仲間との野外活動を通じて、生命を尊重する心、仲間と協力する心、モラルや正義感、自然や美しいものに感動する心など子供たちの「生きる力」を身につけるための青少年教育活動です。
ボーイスカウトでは自然の中でのびのびと心と身体を養いますが、大雨や強風、それに吹雪や猛暑といった過酷な状況も大切な教師であると私たちは考えています。そして適切な対応力を身につけることは子供の将来に「生きた教訓・技術」として生涯身につくものです。
また、成功することと失敗することはどちらも同じように大切なことです。
私たちボーイスカウトは教室や机の上ではなく、自然の中で「行動から学ぶ」ことを最も大切なこととして活動しています。
それぞれの地域毎に団があり、団の中に隊があります。
「ボーイスカウト川崎第43団ビーバー隊」は、"川崎市内にある43団"の中の、"ビーバー隊"になります。
年齢層に応じた「ビーバー隊」、「カブ隊」、「ボーイ隊」、「ベンチャー隊」、「ローバー隊」の5つの隊があり、各隊で様々なことを学んでいきます。
川崎市内には11の団があり、麻生区内には2つの団があります。
通常は最寄の団に加入します。
(年長(9月)~小学2年生(8月))
「みんなとなかよく遊ぶ」「自然に親しむ」「楽しみや喜びを分かち合う」の三つを狙いに置いて活動しています。
(小学2年生(9月)~小学5年生(8月))
「自分のことは自分でする」「みんなでルールを作ってなかよく遊ぶ」「自然や社会とふれあう」「遊びの中から子供達の自発心、積極性、責任感、協調性、想像力を身につける」ことを学んでいきます。
(小学5年生(9月)~中学3年生(8月))
テントの張り方、地図の読み方、炊事や工作、自然観察などの技術や知識を楽しく学びます。また、自分のためだけでなく、責任感を持ち、人のために役立つことの大切さを学びます。
(中学3年生(9月)~高校3年生(8月))
高校生を中心に、一貫性のある教育の最終段階として、より自主性に基づいた活動を行います。
(高校3年生(9月)~25歳)
大学生を中心に、主にリーダー活動をし、プログラムの企画、運営をボランティアで行います。
ボーイスカウト日本連盟では指導者の拡充・レベルアップを重視し、子どもたちの育成プログラムや活動の安全管理などについて研修の実施等により指導者への教育を行っております。
ボーイスカウト日本連盟には約6万人の指導者が登録し、ボ ランティアとして活動おり、43団ではたくさんの指導者が、指導者として活動しています。
ボーイスカウト運動は1907年、イギリスから始まり世界中に拡がり、現在では世界の161の国と地域が正式加盟、約3,000 万人ものスカウトが参加しています。
社会教育団体としては他に例を見ないほど国際性を持ち、その意義が広く認められています。
ロバート・ベーデン=パウエル
ボーイスカウトの創立者
おしえて!ボーイスカウト