特許

抗HCV活性を有する薬剤:特許第6656670号
HuH-7細胞株とは異なる、ヒト肝癌細胞株であるLi23細胞株を第2のHCV感受性細胞株として樹立し、HuH-7細胞株では見いだすことができなかった、抗HCV活性を有するグアンファシン(α2アドレナリン受容体作動薬)を見出した。
登録日 2020.2.7

抗HCV剤のスクリーニング系:特許第5535073号
発明以前にはHuH-7細胞がHCVを増殖させることのできる唯一の細胞株であった。本発明では新たにHuH-7細胞と同レベルのHCVの増殖が可能なLi23細胞を見出した。HuH-7細胞ではHCVに対して感受性を示さなかった薬剤のスクリーニングが可能になった。OR6に相当するORL8アッセイ系を開発した。
登録日 2014.5.9

新しい抗HCV活性を有する物質:特許第5527549号
白血病の治療剤であるハイドロキシウレアが抗HCV活性を有することをOR6アッセイ系を用いて見出した。
登録日 2014.4.25

新しい抗HCV活性を有する物質:特許第5455070号
臨床で胃薬として用いられているテプレノン(セルベックス)が抗HCV活性を有することをOR6アッセイ系を用いて見出した。
登録日 2014.1.17

新しい抗HCV活性を有する物質:特許第5403581号
アラキドン酸が抗HCV活性を示すことが知られていたが、本発明では、アラキドン酸の代謝産物のうち5-HETEが抗HCV活性を有することをOR6アッセイ系を用いて見出した。
登録日2013.11.8

診断:特許第5070552号
C型慢性肝炎の治療予測マーカーとしてIL28B領域のSNP (rs8113007)を見出した。
登録日 2012.8.31

新しい抗HCV活性を有する物質:特許第4931162号
抗マラリア活性を有するN251が抗HCV活性を有することをOR6およびORL8アッセイ系を用いて見出した。
登録日 2012.2.24

抗HCV剤のスクリーニング系:特許第4009732号
「レポーター遺伝子産物を発現するHCV全長ゲノム複製細胞、並びに、当該細胞を用いたスクリーニング方法およびスクリーニングキット」
ルシフェラーゼ活性を指標に全長HCVの増殖を簡便にモニターできる培養細胞系 (OR6アッセイ系)を開発した。全長HCV遺伝子にルシフェラーゼおよびネオマイシン耐性遺伝子を導入したHCV RNAはsizeが12kbと大きいため安定したHCV RNA複製細胞を得ることは非常に難しい。細胞のサンプリングから約30分程度で抗HCV活性の評価を行うことができる。
登録日 2007.9.14