持ち方と姿勢が変われば字は
字は変わってきます。
では、
どうして持ち方や姿勢で
綺麗な字が
書けるようになるのでしょうか?
「どうして」の中身を
しっかり理解する事によって
真のペン字の力がつきます。
いい姿勢とは、
長時間書いていても
疲れにくいとされる姿勢
のことを言います。
特に大切ポイントは3つです。
机とお腹は拳1個分
猫背にならない
左手の肘を机にのせない
ちなみに私はもともと
猫背で机と顔の位置が
異常に近いタイプでした。
姿勢の悪さの原因
実は紙の位置に
あることが多いです。
あなたは、
紙を正面において
書いていませんか?
実は紙を置く位置は
正面じゃないんです!
右利きの人が紙を真ん中
もしくは左側に
置いて書こうとすると、
書いた字が見辛くなって、
顔を左から覗かせる姿勢に
なってしまいます。
これが姿勢が悪くなる
大半の原因です。
ちなみに、
ノートを書く時に
ノートを傾けて書いてしまう、
字が傾いてしまう、なども
これが原因となっています。
姿勢を正した後は
紙の位置も直しましょう。
書くときの紙の位置は
少しだけ利き手よりに
寄せて置きます。
右利きの場合は右目の前に
ペン先がある位置が正しいです。
正面よりも少し、
利き手側の紙を
置くことによって姿勢も
崩れず書き続けることができます。
郵便物に書く宛名ラベルや
受け付けサインなど、
大人になると立ったまま
書くことって多いですよね。
立ったままだと、
不安定で書き辛いです。
もちろん書く場所や
状況によって
書きにくさというものは
変わってきます。
立って書くときは
視点が紙と離れ過ぎてしまって
書きにくいことが多いです。
背筋を伸ばすと、
紙が遠くなってしまう場合は、
姿勢の良さよりも
適度に視線を近づけて
みてください。
また、バインダーなど
不安定なところで
書く方も多いかと思いますが、
なるべく紙の下は
安定したところで
書くようにしましょう。
家に
ローテーブルしかない方に向けて
「床に座って書く時」の
注意点について書いていきます。
私も実は投稿を撮影する時
ローテーブルで書いています。
気をつけるべきなのは
上半身の姿勢です。
背筋を伸ばすこと、
猫背にならないことです。
たしかに背筋を伸ばすには
正座が一番なのかもしれませんが
正座だと机が
より低くなってしまうため
私はよくあぐらをかくか
お姉さん座り?をしています。
体育座りのように
足を曲げて
前に持ってくる座り方は
姿勢が前に倒れやすいので
おすすめではありません。
あなた上のような
持ち方をしてしまっていませんか?
それでは綺麗な字は
書けるようにはなりません。
正しい持ち方について学んでいきましょう。
正しい持ち方は
親指、人差し指、中指の
三本で持ちます。
ポイントはペンを握る
ではなく
ペンをつまむ意識で
持つことです。
ペンを持つ位置は、
ペン先から
3センチ程度離した部分
を持つようにしましょう。
一般的なボールペンの場合は
60°〜80°の角度で持つと
書きやすいです。
ちなみに書きやすい角度は
筆記具(インクの出具合)
によって変わってきます。
鉛筆や万年筆の場合は
60°以下の方が
書きやすい場合があります。
どうしても
書いている途中に
持ち方が変わってしまう
指の位置が変わってしまう
という事もありますよね。
まず最初に指の位置を
覚えさせるために
「クリップ法」を試してみてみましょう。
ペンや鉛筆に
クリップをくくりつけます。
クリップのちょうど
銀色の部分の間に
人差し指を入れて持ちます。
すると自然と正しい
持ち方の指の配置になるのです。
続いては
ティッシュを使った方法です。
これは
手に力が入り過ぎてしまう人
におすすめの矯正法です。
まずテッシュを半分にちぎります。
それから半分にちぎった
ティッシュを丸め、
丸めたものを手に忍ばせます。
ティッシュがあることによって、
掌の中に適度な空間
を作ることができます。
持ち方に関しては、
どれだけ理論でわかっていても
実際は感覚で覚えなければいけない
部分が大きいです。
それに
持ち方はそれぞれ
手の形や大きさによって
「持ちやすさ、書きやすさ」が
変わってきます。
自分の持ち方が
あっているのか不安ですよね。
そんなときは
「丸を書く」という方法で
確かめてみてくださいね。
書きやすさというのは、
ペンの可動域の広さで
表すことができます。
ペンがたくさんの
範囲動かせるということは、
書きやすい持ち方で
持てているということです。
ただ、丸を書く時に
気をつけて欲しいことが
1つあります。
それは小指の側面と
紙を固定して書く
ということです。
字が早く綺麗に書ける人
を観察すると、
この部分がきちんと
固定された状態で
文字を書いています。
書く時に動かすのは
ペンを支えている
三本の指だけなのです。
正しい持ち方が
できたとしても
力の入れ方で
つまずく方もいます。
力の入れ方に関しても
理論よりも慣れで
習得する部分が大きいです。
なので、アドバイスとしては、
ひたすら丸を書いて
感覚を掴むことが最優先。
力はどの指にも
ほぼ均等に加わっています。
三本で摘むように持ちます。
正しいペンだこの位置は
中指の第一関節の内側です。
親指が痛くなる人や
小指が痛くなる人は
力の入れ方が間違っている
かもしれません。
気をつけましょう。
今日のワーク
読み終えたら
これから自分が
気をつけようと思っていることを
箇条書きでいいので
LINEで教えてください。