ピュアグリーンプロジェクト
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世界の最貧国(7.6人に1人が飢餓)を苦しめた食糧危機が再来する懸念が高まっている。
"飢餓状態にある子供の80%は、余剰穀物を生産している国の子供たち "
近年、世界的に干ばつなどの異常気象や発展途上国の人口増加への対策が遅れており、穀物不足は年々深刻化しています。一方、途上国の穀物生産者は、採算性の高い食料輸入先進国向けの家畜用穀物生産に切り替えており、一部の輸入国によっては豊富な資源が活用されず、穀物の7~9割を輸入に頼っています。
"世界銀行は途上国で急増する工場形畜産にブレーキ "
これまで、世界銀行は開発途上国での大規模な畜産プロジェクトに多額の投資を行ってきましたが、方針を変えました。その理由は「貧しい人々が排除され、環境破壊が進み、世界の食の安全・安心が脅かされる恐れがある」からです。
水を使いすぎる畜産業
1kgの牛肉に使われる水の量は、2,000kgの穀物を生産することができる。
・穀物1kgを生産するのに必要な水の量は1リットル
・牛肉1kgを生産するのに必要な水の量は2,000リットル
循環型農業とは、化学肥料や農薬の使用を減らし、使用した資源を再利用することで自然環境への負荷を軽減する農業のこと。
竹は成長が早く、各節に「成長点」があり、それが細胞分裂などを通じて成長を促すため、他の樹木よりも成長が早いのが草の代用品としての利点である。なお、地上に出てから2~3カ月経つと成長速度は鈍り、2年後にはほとんどが成長を止める。
麻は病気や害虫に強いため、農薬や化学肥料を必要とせず、わずかな水と有機肥料だけで育てることができる。麻の種は世界の様々な地域で一年中栽培することができ、植えてから約90日で収穫することができる。
家畜のふん尿を適切に堆肥化し、農地に還元することは、家畜ふん尿処理に由来する温室効果ガスの排出を抑制し、化学肥料の使用量を削減することに貢献する。