カアチャンず
本部(実行委員会)のお店です。
本部(実行委員会)のお店です。
《実行委員会より》吾妻まつりの会場の中で、本部テントの脇にいつも「カアチャンず」(パンフレットでは全部カタカナの「カアチャンズ」)という模擬店が出ているのにお気づきでしょうか。このお店は、吾妻まつりにもっとも深く関わられている立ち上げ時のボランティアである高野正子さんが構える、会場の子供たちと保護者の憩いの場です。このお店の成り立ちや出店の思いについて寄稿いただき、本部で再構成しました。
ご興味をお持ちいただけましたら、「メッセージ」「吾妻まつりのはじまり」も、ご覧ください。
黄色いテントが目印(2019)
定位置は本部テントのとなりです(2018)
十数年前、吾妻まつり模擬店担当を若い方に代わっていただいたことを機に改めて一団体として模擬店に参加するようになりましたが、実行委員会の店には違いありません。それが「カアチャンず」の始まりです。
スタッフは吾妻在住の4~5名で、子供大好きな方たちで、皆さん楽しくお手伝いしてくださっています。販売する物は、おにぎり、飲み物、ハンバーガー、ナゲット、お抹茶体験、お菓子のつかみ取りなどです。
当日会場は2500人ほどのまつりを楽しむ方々で大変にぎわいます。模擬店の各団体はご自身でも楽しむわけですが、会場に来られた方々にもなるべく長く楽しんで欲しいので、可能な限り食数を用意して下さるのですが、終了間際になると売り切れでどうしても不足します。おにぎりはそんな時のための食材と考えました。
お菓子のつかみ取りは1回100円で、片手を大きく広げて思いっきり箱の中の駄菓子をつかむゲームです。これは、私の母の「何かお手伝いさせて欲しい」との提案から始まったものです。母は93歳の時つくばに転居してきて同居が始まり、初夏になるとまつりに必死な娘(私)を見ての一言でした。元小学校教師で、子供が大好きな人でしたから、その思いをありがたくいただき、お菓子の軍資金といたしました。当日は多くの親子連れが来てくれ、私たちも楽しい時を過ごしました。また幼児の手づかみは余りにも小さかったのでおまけのお菓子も渡し、お返しにニッコリ笑顔を見せてくれました。お菓子不足で開催中に仕入れのためにジャスコに2回ほど走ったことを覚えています。
抹茶は、友人で抹茶をやっている方がおり、お願いしたところ「なぜまつりで抹茶を?」と言われましたが、日本の古典文化でもあるし、暑い時期だからこそという逆転の発想で実行いたしました。抹茶は一席200円でお受けし、毎年20席~30席を設けました。確か2年目でしたが、吾妻中学校の1年生か2年生の男子が来店し注文されました。そのあと、なんと同日2回目のご来店もいただき私たちはびっくりしましたが、本人は「おいしかったのでまた来ました」と言ってくれました。その中学生は翌年も来てくれて、またまた驚いた次第です。嬉しいひと時でしたね。
会場内の栄養と水分補給に努めます(2015)
私たちも楽しんでまつりに関わることができとても幸せでした。コロナが収束したらまた再開を!!
いつものメンバー(2018)
ちょっと暗い(こともあります)(2018)
遅くまで会場を見守っています(2019)