こちらはSymphonieorchester der Auferstehung (通称:復活交響楽団、復活オケ)のホームページです。
いま、コロナ禍からの『復活』に向けて...
2020年春以降、新型コロナウイルスの感染拡大により、音楽界はプロ・アマチュアを問わず演奏活動の休止・縮小を余儀なくされています。ソーシャルディスタンスを考慮した演奏者や来場者の削減、緊急事態宣言によるコンサートホールや練習会場の閉館、これまで当たり前に演奏されていた音楽が制限されています。
復活オケは、世界中で深刻な事態を巻き起こしている新型コロナウイルスの被害からの「復活」へ、そして日本におけるパフォーミング・アーツの「復活」への第一歩になればという願いを込め、G.マーラー作曲の交響曲第2番『復活』を演奏することを目的として立ち上げられました。
コロナ禍からの「復活」に向けた願いを込めて、『復活』の演奏会を開催します。
①文化芸術にかかわるすべての人へ勇気づけるきっかけに
②アマチュアの音楽家から発信する、コロナ禍からの「復活」への光筋
新型コロナウイルスの感染拡大により、活動の場所が減少してしまったのは、プレイヤーだけではありません。劇場やコンサートホールのスタッフなど、お客さんから見えないところで多くの力がはたらいています。
そのような文化芸術を守るすべての人にとって、コロナ禍からの「復活」を目指したこの企画が、一つの勇気づけになればと願っています。
そして、コロナ禍が続く現在、多くのオーケストラでは大きな編成や声楽を伴う作品の演奏が困難で、レパートリーは縮小される傾向にあります。
そんな中で、バンダ(舞台外の奏者)を含む巨大な編成のオーケストラと合唱、2人のソリスト、オルガンを必要とする『復活』を演奏しようとする試みは、大きな挑戦です。だからこそ、この企画には、単にアマチュア音楽界に留まらず世間に問う大きな意味があると考えています。