一般公開日誌
実施済みの天文台一般公開について
実施済みの天文台一般公開について
<夏休み子供向けの企画です。学生・一般の方(大人)も参加大歓迎です>
18:00〜19:00
天文ミニ講座「子どもクイズ大会」宇宙を学ぶ大学生たち
19:00〜20:30 天体観望会 「夏の大三角」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座>
クイズを通して宇宙の不思議を学ぼう。全問解けるかな〜?
<天体観望会>
「夏の大三角」など、いよいよ夏の星座が見頃です。こと座の「ベガ」、はくちょう座の「デネブ」「アルビレオ」、さそり座の「アンタレス」など、望遠鏡を覗く際には、星の色がそれぞれ、どのように違っているか注意して観察してみましょう。
<3Dシアター>
3次元メガネをかけて宇宙の果てまで旅しましょう!!
天気も良く、夏の星々を観察できました!
キャンパス内道路の交通規制があります。係員の誘導に従って移動してください。
昼の部は高校生生向け企画ですが、一般の方も参加大歓迎です!!
<昼の部>
11:30〜15:00 昼間の天体観望会「太陽黒点の観察」
11:30〜15:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<夜の部>
18:00〜19:00 天文ミニ講座「宇宙を測る PART 2」
愛知教育大学 准教授 幅 良統
19:00〜20:30 天体観望会 「春の大三角から夏の大三角」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座>
地球から最も近くにある恒星「太陽」までの距離はおよそ1億5千万キロメートル,太陽から最も近くにある恒星でさえもおよそ4光年(=40兆キロメートル)も離れた距離にあります.さらに,銀河の中心に潜む巨大なブラックホールの質量は,太陽の100万倍から数億倍などと見積もられています.このように,途方もなく遠い距離や大きな質量を地球にいながらどのように測定しているのでしょうか?今回のミニ講演では,宇宙観測の中でも最も基本的でかつ最も重要な,距離・質量の測定方法について紹介します.
<天体観望会>
「春の大三角」から「夏の大三角」へと、いよいよ夏の星座が見頃です。
こと座の「ベガ」、はくちょう座の「デネブ」「アルビレオ」、さそり座の「アンタレス」など、望遠鏡を覗く際には、星の色がそれぞれ、どのように違っているか注意して観察してみましょう。
19:00〜20:30 天体観望会 「七夕の星座たち」
観望会のみです。雨天曇天の場合は中止です。
=> 例年よりも2週間早く梅雨が明け、この日は観望会が実施できました。
火星、アークツース、ベガ、アンタレス、アルビレオなどの色の違いを楽しめました。’
大学祭の期間中に付き、キャンパス内道路の交通規制があります。
係員の誘導に従って移動してください。
<昼の部>
12:00〜15:00 昼間の天体観望会「太陽黒点の観察」
13:00〜15:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<夜の部>
18:00〜19:00 天文ミニ講座「X線天文衛星XRISMがみた宇宙の新しい姿」
名古屋大学 中澤 知洋 氏
19:00〜20:30 天体観望会 「春の星座」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
2023年9月に宇宙X線衛星XRISMが打ち上がってから苦節1.5年、ついに最新成果が沢山発表されました。圧倒的な分光能力で、宇宙の高温プラズマの動き、シリコン、アルゴン、カルシウムや鉄などの重元素の分布、光さえ飲み込むブラックホールから噴き出す「光速の30%に達する風」など、宇宙物理の常識を塗り換えています。本公演では宇宙からやってくるX線の基本を学んで、XRISMの成果の概要を速報します。
18:00〜19:00 天文ミニ講座
「天体からのメッセージ:線スペクトルから分かること」
愛知教育大学 高橋真聡
19:00〜20:30 天体観望会 「春の星座」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
天文学者は様々な天体を観測していますが・・・
● その星にはどんな物質があるのか? ● どんな運動をしているのか?
● 温度はどうしてわかるのか? ● 質量はどうしてわかるのか?
さらには、
● ブラックホールを見つけたと主張⁉︎ ● 他の恒星の周りに惑星を見つけた⁉︎
● 地球外生命体の証拠を検出!?
などなどニュースにもなっています。これらの興味は尽きませんが、そもそも何を根拠にそのような考察ができるのでしょうか?今回は、これらを理解するための基礎として、天体からのスペクトルについて紹介します。
第172回 2025年 2月 15日(土)
<注意1> 通常より1時間早くの開始となります(日没時刻が早いため)。
<注意2> 屋上の天文台は寒いので、暖かい服装でお越しください。
17:00〜18:00 天文ミニ講座 「卒業論文を紹介します」
片山博登 60cm反射望遠鏡を用いた地球型系外惑星観測
高木大知 回転ブラックホールへの非赤道面プラズマ流と衝撃波形成
中村周福 星空定点観測による地球の公転速度測定
18:00〜19:00 宇宙シアター『3D宇宙の旅』(複数回上映)自然科学棟5階562室
18:00〜19:30 天体観望会 「冬の星座と惑星たち」
<天体観望会>
冬の星座が見頃です。木星が見ごろになります。いよいよ火星も登場です!
<3Dシアター>
3Dメガネをかけて3Dプラネタリウムを楽しみましょう。地球から出発して宇宙の旅に出かけます。
<注意1> 通常より1時間早くの開始となります(日没時刻が早いため)。
<注意2> 屋上の天文台は寒いので、暖かい服装でお越しください。
17:00〜18:00 天文ミニ講座 「ブラックホールがみえた!?」
石原 秀樹 氏(大阪公立大・南部陽一郎物理学研究所)
18:00〜19:00 宇宙シアター『3D宇宙の旅』(複数回上映)自然科学棟5階562室
18:00〜19:30 天体観望会 「秋の星座と土星」
<天文ミニ講座>
アインシュタインは「重力とは時間・空間が曲がっていることである」と主張しました。これが一般相対性理論です。この理論により、重力波やブラックホールの存在が予言されました。ブラックホールは理屈の上ではあっても良いのですが、長い間、机上の空論とみなされていました。しかし、最近、銀河の中心にある“ブラックホールを撮影した”という研究報告がなされました。本当にブラックホールがこの宇宙にあったようです 。
ブラックホールは光をも吸い込むはずなのに、写真が撮れるのでしょうか?
<天体観望会>
秋の星座が見頃です。土星が見ごろになります。天王星、海王星、木星も登場です!
<3Dシアター>
3Dメガネをかけて3Dプラネタリウムを楽しみましょう。地球から出発して宇宙の旅に出かけます。
昼の部(保護者会企画)どなたでも参加できます
12:15~15:00 天体観望会「太陽黒点観察 & 昼見える春の星々!」
(曇天・雨天の場合は天文台の施設見学を実施します)
13:00〜14:30 3D宇宙シアター上映「遥か彼方の宇宙への旅」
夜の部 どなたでも参加できます
18:00〜19:00 天文ミニ講座「宇宙を測る」 愛知教育大学 准教授 幅 良統
19:00〜20:00 宇宙シアター『3D宇宙の旅』(複数回上映)自然科学棟5階562室
19:00〜20:30 天体観望会 「秋の星座と土星」
<天文ミニ講座>
体重や身長を測るなど,地球上で物の重さ(質量)や長さを測ることに難しさを感じる機会は少ないかもしれません.では,地球から遠く離れた天体の大きさ・重さや,そこまでの距離はどのように測るのでしょうか?本講演では,地球にいながら,手の届かない天体の質量や天体までの距離の測定方法について紹介します.
<天体観望会>
夏の星座が西に傾き、秋の星座が登場です。いよいよ土星が見ごろになります。
<3Dシアター>
3Dメガネをかけて3Dプラネタリウムを楽しみましょう。地球から出発して宇宙の旅に出かけます。
『名古屋地学会の例会』との合同企画です
どなたでも参加できます
18:00〜19:00 天文ミニ講座「小惑星の素顔」
愛知教育大学 名誉教授 澤 武文 氏
19:00〜20:30 天体観望会 「小惑星を観てみよう」
<天文ミニ講座:小惑星の素顔>
この日は、最初に発見された小惑星ケレス(現在は小惑星ではなく、準惑星分類されています)と3番目に発見された小惑星ジュノーが見やすい位置に来ています。そのため、今回の講座では、小惑星をテーマに取り上げました。日本の探査機「はやぶさ」と「はやぶさ2」が、小惑星イトカワとリュウグウからサンプルを持ち帰るという快挙を成し遂げています。また、多くの探査機が、小惑星の素顔を画像におさめています。小惑星とはどんな天体か、その画像をみながら、小惑星について解説します。
<天体観望会:小惑星を観てみよう>
この日は、最初に発見された小惑星ケレス(現在は小惑星ではなく、準惑星分類されているが)と3番目に発見された小惑星ジュノーが見やすい位置に来ていますので、まず、これらの小惑星を見てみましょう。単に光る点にしか見えませんが、その存在を自分の目で確かめてみましょう。また、この日は観望会の時間には、月はまだ出てきていません。夏の夜空の星雲や星団、二重星などを観る予定です。
『宇宙体感・体験プロジェクト』との合同企画です
<昼の部> 昼の部には、事前の予約が必要です
14:00−16:00 手作り望遠鏡製作 自然科学棟4階434室
小1〜小6 対象/定員15名・先着順
<夜の部> 夜の部は、予約不要です
18:00〜19:00 めざせうちゅうはかせ!「宇宙クイズ大会」 自然科学棟5階534室
大学生のお兄さんお姉さんと遊びましょう。宇宙の不思議を学びましょう。
18:00〜20:30 宇宙シアター『3D宇宙の旅』(複数回上映)自然科学棟5階562室
3Dメガネをかけて宇宙の果てまで旅をしよう
19:00〜20:30 ほしぞら観測 「夏の星座:夏の夜空で涼みましょう!」自然科学棟・屋上
屋上の大きな天体望遠鏡で星空を観察しよう
明るく輝く「ベガ」や「デネブ」、美しい色のコントラストの
「アルビレオ(二重星)」を楽しみましょう。
<昼の部> オープンキャンパス企画(どなたでも参加できます)
晴天時、屋上は暑いので、「帽子」や「うちわ」などがあると良いです。
12:00〜15:00 天体観望会「太陽黒点観察 & 昼見える冬の星々!」
13:00〜15:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』(3回〜4回の上映)
<夜の部>
18:00〜19:00 天文ミニ講座
「重力、ブラックホール、銀河系中心・・・研究者が楽しんでること」
大同大学 斉田 浩見 氏
19:00〜20:30 天体観望会 「夏の星座:夏の夜空で涼みましょう!」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』(複数回上映)
<天文ミニ講座>
私たちの銀河系の中心にめちゃくちゃ重いブラックホールがいることが、ほぼ確定しています。
そのブラックホールを周回する星の観測で、アインシュタインの一般相対性理論が正しいかどうかの検証に迫ろうとしています。
一般相対論、ブラックホールってなに?
星の観測で何が分かるの?
これらについて数式を使わない解説をしたいと思います。何でも質問歓迎します、お楽しみください!
<天体観望会>
「春の大三角」から「夏の大三角」へと、いよいよ夏の星座が見頃です。
こと座の「ベガ」、はくちょう座の「デネブ」「アルビレオ」、さそり座の「アンタレス」など、
望遠鏡を覗く際には、星の色がそれぞれ、どのように違っているか注意して観察してみましょう。
19:00〜20:30 天体観望会 「七夕の星座たち」
梅雨の時期ですが、晴れたら天体雨観望会
「七夕の星座たち」を実施しました。
天文ミニ講座と3Dシアターはお休みでした。
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晴天に恵まれ「ベガ」と「アルタイル」を愛教大60cm望遠鏡で観察することができました。シーングも良く綺麗に輝いていました。織姫様と彦星様は無事に出会えたようです。
アルビレオ、アンタレス、ミザールなども堪能できました。
<注意> 大学祭につき、大学構内では『交通規制』が行われます。
自家用車でお越しいただく場合、正門から入構された方は右手にお進みください(左側道路は歩行者専用)。
北門から入構することも可能です。係員の誘導に従ってください。
<昼の部> 大学祭企画ですが、どなたでも参加できます。
12:00〜15:00 天体観望会「太陽黒点観察 & 昼見える冬の星々!」
(曇天・雨天の場合は天文台の施設見学を実施します)
13:00〜15:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』(4〜5回程度の上映)
<夜の部>
18:00〜19:00 天文ミニ講座 「ブラックホールまで宇宙旅行すると!? その2」
=宇宙旅行におけるウラシマ効果(一般相対論効果)について= 愛知教育大学 高橋真聡
19:00〜20:30 天体観望会 「春の星座」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅
4月のミニ講座の続編です。今回は「一般相対論の効果」について紹介します。
時間と空間の不思議な世界を楽しんでください。
浦島太郎の伝説
「太郎が姫と三年暮らしていた間に、
地上では七百年もの年月が経っていた・・・」
=> 太郎は宇宙旅行をしていたのでしょうか?
双子のパラドックス:
あるところに双子の兄弟がおりました。兄は宇宙飛行士で、ロケットに乗って遠くの宇宙まで旅に出ました。
=> 地球に戻ってきた兄は、弟よりも若かったそうです。
これらの事は実際に起こりうるのでしょうか? 特殊相対論と一般相対論を適用してこの問題を考えてみましょう。
ヒント:速い速度で運動すると時間の進み方は遅くなります。重力の強いところに居ると時間の進み方は遅くなります。したがって、これらを組み合わせることで地球の未来に旅行できるのです。
これらの効果は既にGPS(全地球測位システム)にて応用されています。カーナビ等に使われていますね。
18:00〜19:00 天文ミニ講座 「ブラックホールまで宇宙旅行すると!?」
=宇宙旅行におけるウラシマ効果(特殊相対論効果)について= 愛知教育大学 高橋真聡
19:00〜20:30 天体観望会 「春の星座」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
浦島太郎の伝説
「太郎が姫と三年暮らしていた間に、
地上では七百年もの年月が経っていた・・・」
=> 太郎は宇宙旅行をしていたのでしょうか?
双子のパラドックス:
あるところに双子の兄弟がおりました。兄は宇宙飛行士で、ロケットに乗って遠くの宇宙まで旅に出ました。
=> 地球に戻ってきた兄は、弟よりも若かったそうです。
これらの事は実際に起こりうるのでしょうか? 特殊相対論と一般相対論を適用してこの問題を考えてみましょう。
ヒント:速い速度で運動すると時間の進み方は遅くなります。重力の強いところに居ると時間の進み方は遅くなります。したがって、これらを組み合わせることで地球の未来に旅行できるのです。
これらの効果は既にGPS(全地球測位システム)にて応用されています。カーナビ等に使われていますね。
17:00〜18:00 天文ミニ講座「卒業研究を紹介します」(天文系研究室の学生たち)
渡邉 康太:活動銀河核NGC4051のX線強度変動解析
福谷 直幸:光造形3Dプリンターを用いた重力場再現モデルの作成
板倉 広樹:天体表面の偏光観測
18:00〜19:30 天体観望会 「冬の星座」
18:00〜19:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座>
宇宙物理学・天文学を専攻している学生(3名程度)の卒業研究を紹介します。
講演概要については準備中 です。しばしお待ちください。
<天体観望会>
木星が見頃です。日没後〜夜半にかけて南〜南西の空に目立って光っていますので、夜空を見上げてみてください。特に、2月15日には南西の空に月と並んで輝きますので是非ご覧ください。
観望会では木星を天体望遠鏡で覗いてみてみましょう。木星の縞模様やガリレオ衛星を観察しましょう。
南〜南東の空にはオリオン座や冬の大三角(ベテルギウス、シリウス、プロキオン)が輝いています。さらに、ぎょしょ座、ふたご座などの冬の星座も探してみましょう。
<3Dシアター>
3Dメガネをかけて3Dプラネタリウムを楽しみましょう。地球から出発して宇宙の旅に出かけます。
17:00〜18:00 天文ミニ講座
「宇宙ジェットとブラックホールの相対性理論」 愛知教育大学 高橋真聡
18:00〜19:30 天体観望会 「冬の星座:土星と木星を観よう!」
18:00〜19:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座>
通常の銀河に比べて膨大なエネルギーを放出 している活動的銀河が数多く観測されておりま す。その中心核領域からは、しばしば「宇宙ジェッ ト」と呼ばれる、ほぼ光速の相対論的プラズマ(電離ガス)のビーム流が噴出しています。宇宙ジェットの起源は、現代天文学における重要課題の一つ になっております。
近年の電波 VLBI 観測により、 そのジェット の付け根領域の様子が詳細に観測されるように なってきました。宇宙ジェットを構成するプラズマがビーム形状になるしくみや、いかにして光速度近くまで加速されるのかについて、私たちが提案する相対論的プラズマ流モデルを紹介し ます。
活動的銀河の中心核領域からは、電波からX 線に至る幅広い波長域での膨大な高エネルギー 放射も観測されます。これらの宇宙ジェット放出や高エネルギー放射の活動性の黒幕は、実は、 超巨大な回転ブラックホールであると考えられ ています。実際、宇宙ジェットの付け根領域に「ブラックホール影」が観測されています。様々な波長帯域での異なる観測手法により、どのような「ブラックホール時空の探査」が行われているかについても紹介します。
<天体観望会>
土星と木星を観察しましょう。そろそろ夏の星座の見納めで、東の空からはオリオン座が登場です。
12月13−15日には「ふたご座流星群」の観測の好機です。月明かりの影響もないので、たくさんの流星を観測できる見込みです。
<昼の部> 保護者会企画(どなたでも参加できます)
12:00〜15:00 天体観望会「太陽黒点観察 & 昼見える冬の星々!」
あいにくの曇り空でした! 今回は60cl望遠鏡の見学のみでした。
13:00〜14:30 3Dシアター『3D宇宙の旅』
4回の上映。行列が岐路ほどで、各回とも満員御礼でした。
<夜の部>
18:00〜19:00 天文ミニ講座「X線で輝く灼熱の宇宙とXRISM衛星への期待」
中澤 知洋 氏 (名古屋大学 准教授)
X線観測の最前線について紹介していただきました。ちょっと難しかったようですが、
わかりやすと好評でした。たくさんの質の質問が飛び交い30分もの延長でした。
19:00〜20:30 天体観望会 「秋冬の星座」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座>
光さえ飲み込むブラックホールは、しかしその強烈な重力で周囲のガスを数千万度の高温にします。これだけ熱い宇宙は、X線を強く放射します。宇宙にはブラックホール以外にも灼熱の天体が多く存在し、宇宙X線観測はこれらの不思議な天体を探る最良の手段です。今年の9月7日に打ち上げられた日本のX線天文衛星XRISM(クリズム)は、この灼熱の宇宙をかつてない高精度の「X線分光」で探ります。
名古屋地学会との合同企画
18:00〜19:00 天文ミニ講座「こんな地球に誰がした -地球大気の変遷-」
愛知教育大学 名誉教授 沢 武文 氏
19:00〜20:30 天体観望会 「夏の星座」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座>
今、地球温暖化によって、世界各地で異常気象による災害などが頻発しています。温暖化の原因の一つは、人類が排出する二酸化炭素です。現在、大気中に含まれる二酸化炭素の量はおよそ400 ppm(0.04%)で、年々増加しています。しかし、地球が誕生した時の地球大気の量は現在の数十倍(数十気圧)もあり、そのほとんど(およそ95%)は二酸化炭素で、窒素が数%、酸素はありませんでした。このような地球大気がどのようにして現在の大気(1気圧;窒素がおよそ80%、酸素がおよそ20%)に至ったのかという46億年にわたる地球大気の変遷を解説します。また、現在の地球温暖化問題についても、みなさんに考えてもらいたいと思います。
愛知教育大学子どもキャンパスプロジェクト2023
『宇宙体感・体験プロジェクト』との合同企画です
1。 15:00 手作り望遠鏡製作(事前予約制) 自然科学棟4階434室
望遠鏡を手作りして、実際に星空を観察しよう。
事前予約はここからー> https://wuke.jp/aichi-edu/entries/add/579
(小・中学生対象/定員15名・先着順 <満員御礼> )
以下はどなたでも参加できます(予約不要)
2。 18:00 宇宙クイズ大会 自然科学棟5階534室
クイズを通して宇宙の不思議を学ぼう。宇宙系学生達が担当します!
こちらも<満員御礼>でした。 参加してくださりありがとうございました。
質問タイムでは、宇宙の果てについて、ブラックホールについて、火星はなぜ赤いのか、
など多数の手が上がりました。中には回答に窮する質問もあって、タジタジでした・・・
どの子供たちも、宇宙の不思議を楽しんでおられるようでした。
3。 19:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』(複数回上映)自然科学棟5階562室
3Dメガネをかけて宇宙の果てまで旅をしよう
4。 19:00 星空観望会 「夏の星座と流星群」 自然科学棟・屋上
口径60cmの望遠鏡で星空を観察しよう
明るく輝く「ベガ」や「デネブ」、美しい色のコントラストの
「アルビレオ(二重星)」を楽しみましょう。
8月1週目の土曜日ということもあって、あちらこちらで花火大会が実施されていました。
天文台からは4ヶ所の花火大会を堪能できました。小型の天体望遠鏡で眺めると、すぐ目の前で
炸裂しているようで、迫力満点でした。
もちろん、夏の大三角や春の大三角もバッチリ観望できました。アルビレオ(二重星)が
とても綺麗でした。ちゃっかりと夏休みの宿題(天体観測、星座をみよう)を完了させて
いる親子もいました!
<昼の部> オープンキャンパス企画(どなたでも参加できます)
12:00〜15:00 天体観望会「太陽黒点観察 & 昼見える冬の星々!」
3Dシアター『3D宇宙の旅』(複数回上映)
<夜の部>
18:00〜19:00 天文ミニ講座「プラネタリウムとブラックホール」
名古屋市科学館 稲垣 順也 氏
19:00〜20:30 天体観望会 「七夕の星座」(金星が美しいです)
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』(複数回上映)
天文ミニ講座「プラネタリウムとブラックホール」
今年は近代的な光学式プラネタリウムがドイツで発明されてから100年の記念の年です。100年経った今ではプラネタリウムの技術も大幅に発展し、地上から見た星空を精密に再現する光学式プラネタリウムだけでなく、デジタル式プラネタリウムの進歩によって宇宙の色々なところに行ける映像表現が可能となりました。プラネタリウムでは様々な天文・宇宙の話題を取り上げていますが、ブラックホールもその1つです。デジタル式プラネタリウムを使ってブラックホールに近づくこともできるようになりました。今回の講座ではプラネタリウムとブラックホールの見え方、ブラックホールのプラネタリウムでの映像化についてお話します。
天体観望会「七夕の星座」
いま、「金星」が三日月状に欠けていて、とても魅惑的です。そのちょっと左上方向には「火星」が赤く輝いています。小型望遠鏡を操作して観察してみましょう。
七夕の星々に7月7日に出会うことはできませんでしたが、今回は大丈夫かな? 織姫星、彦星、デネブに加えてはくちょう座のくちばし(アルビレオ)を観察しましょう。ゴールド色とグリーン色の二重星が宝石のように輝いています。
天文ミニ講座、3Dシアター はお休みです。
雨天のため中止になりました
19:00〜20:30 天体観望会 「織姫星(おりひめぼし)と彦星(ひこぼし)」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』・・・中止になりました
<注意> 大学祭につき、大学構内では『交通規制』が行われます。
自家用車でお越しいただく場合、正門から入構された方は右手にお進みください(左側道路は歩行者専用)。
北門から入構することも可能です。
<昼の部> 大学祭企画(どなたでも参加できます)
12:00〜15:00 天体観望会「太陽黒点観察 & 昼見える冬の星々!」
(曇天・雨天の場合は天文台の施設見学を実施します)
13:00〜15:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』(4〜5回程度の上映)
<夜の部>
18:00〜19:00 天文ミニ講座「宇宙の???(ハテナ)その3:火星の夕日は青かった!」
愛知教育大学 高橋真聡
19:00〜20:30 天体観望会 「春の星座」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座>
宇宙に関する素朴な疑問についての解説、第三弾です。今回は、惑星の ”空の色” について考えてみま
しょう。(地球の)晴れた日の空の色は「青空」ですが、火星の空の色は「赤っぽい色(オレンジ色)」
です。実際に、火星の表面や大気の様子は火星探査機にて測定・撮影されています。
ところが(地球の)夕日や朝日は赤っぽい色ですね。その理由はご存知ですか?
火星の夕日はますます赤くなるのでしょうか・・・?
=> いえいえ、火星の夕焼け・朝焼けは「青っぽくなる」のです!
そのそも空の色はどのようにして決まるのか? 夕焼けや朝焼けの場合に色が変化するのはなぜか?
について考察することで、この疑問に答えましょう。
18:00〜19:00 天文ミニ講座 「宇宙の???(ハテナ):その2」
もしも太陽系惑星に植物が誕生しているなら、その植物は何色?
愛知教育大学 高橋真聡
19:00〜20:30 天体観望会 「春の星座」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座>
地球で誕生・進化した多くの植物は「緑色」ですね。宇宙から地球を観測すると、緑色の大地
を観察することになります。近年、太陽以外の恒星に周りに地球型の惑星が見つかっています。
もちろん、それらの惑星に生命が存在する証拠など観測されてはいないのですが、多くの研究者
がその証拠を掴もうとさまざまな取り組みをしています。
さて、もしもそれらの地球外惑星に生物が、特に「植物」が発生していたら、そこはどのような世界
でしょうか? 植物だから緑色に見えるでしょうか? 緑の惑星を探せば良いのでしょうか?
そもそも光合成をする多くの植物は、なぜ緑色なのでしょう?
ミニ講座では、植物が緑色である理由について解説します。その理由を理解すると、他の恒星の
周りの惑星の場合には、植物の色が黒かったり、赤かったり、青かったりするかも? といった
可能性のあることに気が付きます。詳しくはミニ講座にて・・・
<天体観望会>
西の空にはまだ「冬の大三角」が見えていますが、東の空からは「春の大三角」が見えるように
なります。星空の季節の移り変わりを感じましょう。
また、金星と火星も見えます。天体望遠鏡で覗いてみましょう。
<3Dシアター>
新年度となり担当メンバーもリニューアルです。地球を飛び出し、遥か彼方の宇宙への旅を
楽しんでください。
天文学(惑星探査)と生物学(光合成)を融合した話題でした。
普段の話題とは異なる切り口だったのですが、興味深く聴いていただけたようです。
地球では見慣れた現象でも、もしもたの惑星だったら・・・の視点での考察してみると新たな気付きや発見があるようです。
屋上はとても寒いです。天体観望会には、十分に暖かくして参加して下さい。
17:00〜18:00 天文ミニ講座「卒業研究を紹介します!」(愛教大学生企画)
梶田 直輝:X線強度変化による銀河中心核ブラックホールの質量推定
鈴木 桃佳:現代技術を用いたアリスタルコス式太陽ー地球間距離測定
牧瀬 ゆい:愛教大60cm望遠鏡を用いたM型星を周回する地球型惑星のトランジット観測
18:00〜19:30 天体観望会 「まだまだ冬の星座」
18:00〜19:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
この日の午後 (14:30-- )、愛知教育大学「子どもキャンパス」もあります(予約制です)。
小型天体望遠鏡キットで望遠鏡を製作して、屋上で天体観望会します。
屋上はとても寒いです。天体観望会には、十分に暖かくして参加して下さい。
17:00〜18:00 天文ミニ講座「宇宙ってどんなところ?」 愛知教育大学 准教授 幅 良統
18:00〜19:30 天体観望会 「オリオン座の季節です!」
18:00〜19:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
近い将来,人々が気軽に宇宙へ行ける日が来るかもしれません.でも,人間にとって宇宙は簡単に暮らせる場所
なのでしょうか?この講演では,宇宙がどんな場所なのかを地球と比べることで,宇宙での重力・温度・圧力の
環境を紹介します.将来の宇宙旅行が待ち遠しくなるかも?!
自然科学棟 4階 433室・562室 & 屋上天文台
★ この日は、愛知教育大学「保護者懇談会・施設見学」があります。
保護者の方向けですが、(どなたでも参加できます:無料)混雑時には整理券を配らせていただきます。
12:15〜15:30(受付は 15:00 まで) 昼間の観望会 @ 屋上天文台
13:00〜14:25(受付は 14:00 まで) 3Dシアター『3D宇宙の旅』@ 自然科学棟 562 室
★ この日は、愛知教育大学「ホームカミングデー・学びの交流会(理科)」も開催されます。
(愛教大関係者のみならず、宇宙に興味のある方の参加を歓迎いたします。
どなたでも参加できます。無料 => 20名程の参加がありました)
15:30〜17:00 学びの交流会「素粒子〜宇宙のよもやま話 (講演 + 座談会)」@ 自然科学棟 433 室
松田 正久 氏 (愛知教育大学 元学長、名誉教授)
澤 武文 氏 (愛知教育大学 名誉教授)
「学びの交流会」は 15:30〜17:40 の計画ですが、17時以降は下記の「天文ミニ講座」にて
宇宙のよもやま話を継続します。
★ 天文台一般公開 (どなたでも参加できます。無料)
17:00〜18:00 天文ミニ講座「宇宙の???(ハテナ)」 @ 自然科学棟 433 室
愛知教育大学 教授 高橋真聡
18:00〜19:30 天体観望会 「秋の星座と、土星、木星、火星」@ 屋上天文台
屋上はとても寒いです。 天体観望会には、十分に暖かくして参加して下さい。
18:00〜19:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』@ 自然科学棟 562 室
現代の宇宙像は、様々な天体を様々な波長で観測して、異なる姿・形態の様子を総合的に解釈することで構築されています。
観測の波長帯が異なると、天体は異なる姿を示します(天体の温度、元素組成に依存します)。それはなぜでしょう?私たちは何をみていることになるのでしょうか?その辺りの事情について解説します。
天体観望会「天文愛好会 CORE観望会」との共催
「皆既月食」があります。月食の最中には天王星の「食」がありました。
17:00 -- 22:58 (半影食開始〜終了まで)。
このうち欠けて見える(部分食)のは、18:09〜21:49です。皆既食の最大は19:59です。
皆既食の最中に、月による「天王星食」(月が天王星を隠す現象)が観測できます。
20:30過ぎに月食中の月の東側に隠れます。月の影から出現するのは21:20頃です。
天王星は肉眼では見えないので、双眼鏡か望遠鏡が必要です(双眼鏡がお勧めです、青白く見えます)。
混雑が見込まれるため、今回は(コロナ予防対策の観点からも)原則的に学内者に限定させていただきます。
参考: 国立天文台:星空情報 ←詳細についてはこちらをご覧ください。
上図:皆既月食中の月
下段:天王星食(動画ですクリックしてください)
「全国同時七夕講演会」
七夕の日やその前後の週末などに、全国各地で同時に天文や宇宙の講演会を実施するというイベントです。
18:00〜19:00 天文ミニ講座「宇宙の果てはどこにある?
~パワーズオブテンの世界~」
愛知教育大学特別教授・沢武文 氏
19:00〜20:30 天体観望会「夏の夜空の星雲・星団観望会」
<天文ミニ講座>
宇宙の果てはどこにあるのでしょう?そして,どうなっているのでしょう?
パワーズオブテンの手法を使って,現在私たちが知っている宇宙の姿を見ながら,
宇宙の果てについて考えてみましょう.ここで,パワーズオブテンとは,
自分を中心にして,視野を1m四方,10m四方,100m四方,…,というように,
1辺の長さを10倍ずつ拡大していくと,その中に何が見えてくるかを表示していく
手法のことです.愛知教育大学の教室の1m四方の世界から出発してこれを
続けていくと,やがて地球,太陽系,銀河系というように,しだいに宇宙の
全体が見えてきます.今回は,このパワーズオブテンの手法を使って,
現在観測からわかっている宇宙の姿を見ていきます.
パワーズオブテン・プログラム ← ここをクリック!
本日紹介したパワーズオブテンのソフトです(WIndows専用)。
圧縮してあるので、展開して、POTホルダー内の「pot.exe」を実行してください。
<天体観望会>
この日の夜は月がないので、夏の夜空の星雲・星団を見てみたいと思います。
主な天体としては、こと座のリング状星雲M57、球状星団M13、M92、散開星団M11等を
予定しています。8時頃には、東の空に土星が昇ってきますので、土星も観望したいと思います。
「全国同時七夕講演会」
七夕の日の夕方やその前後の週末などに、全国各地で同時に天文や宇宙の講演会を実施するというイベントです。
18:00〜19:00 天文ミニ講座「夏の大クイズ大会!」(愛教大学生企画)
小学生・中学生を主な対象とした企画です。
小さなお子様さまは保護者同伴でお越しください。
もちろん、高校生・市民の皆様・常連さんの参加、大歓迎です。
19:00〜20:30 天体観望会 「夏の星座と上弦のお月様」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<クイズ大会>
うちゅうすきな子も、よくわからない子もみんなあつまれ〜!
よくわからない子も大学生のお兄さんとお姉さんがやさしく
おしえてくれるからだいじょうぶ!
みんなはなんもんとけるかな??? めざせうちゅうはかせ!
<天体観望会>
だいがくの大きなぼうえんきょうで「ほしそらたんけん」してみよう!
<3Dシアター>
三次元メガネをかけて、大うちゅうをたびしよう! 目がまわるかも・・?
小中学校が夏休みに入っって2週間ほど経った土曜日でした。そろそろ夏休みの自由研究が気になり出す頃かと思います。
クイズ大会でわかった宇宙のことを、自分なりにもう少し詳しく調べてみると良いかも・・・
晴れた夜には、星空を眺めてみましょうね。
ーーー
この日はあちらこちらで花火大会があったようで、愛教大の屋上からも大きな花火がよく見えました。4箇所の花火大会を一望できました。天体望遠鏡と双眼鏡で見た花火は迫力満点でした。
「全国同時七夕講演会」
七夕の日やその前後の週末などに、全国各地で同時に天文や宇宙の講演会を実施するというイベントです。
18:00〜19:00 天文ミニ講座 「星空とプラネタリウム」
名古屋市科学館 野田 学 氏
19:00〜20:30 天体観望会「夏の星座いよいよ」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座>
半球状のドームに星を映し出す近代的なプラネタリウムは1923年にドイツで発明されました。ドームの中心に投影機を置き、光源からの光を星の位置に孔を開けた板(恒星原板)を通してドームに映し出す「光学式」が一般的ですが、最近はコンピュータの画像をドームに映し出す「デジタル式」が主流になってきています。光学式は地上から見上げる星々をシャープに表現することに秀でている一方、デジタル式は実際の観測データを元に星や銀河を3次元的に配置して、視点を自由に変えられる表現力が魅力です。名古屋市科学館のプラネタリウムを紹介しつつ、シミュレーターとしてのプラネタリウムの魅力と、最近宵の明星として見えている金星の満ち欠けや今秋の火星接近の話題にも触れたいと思います。
普段は見ることのない、プラネタリウムのバックヤードなど紹介して下さりました。プラネタリウム上映に際しての学芸員さんたちのポリシーや工夫されている事柄についても伺うことができました。
なるほど、こうして美しい星空が再現されているのか… 展示室にもさまざまな楽しい仕掛けがあるそうですよー
科学館に足を運んでみたくなりました。
11:00〜15:00 天体観望会(昼の部)「昼間でも見える恒星を観ましょう!」
13:00〜15:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』 (上映時間など詳細は未定です)
「全国同時七夕講演会」
七夕の日やその前後の週末などに、全国各地で同時に天文や宇宙の講演会を実施するというイベントです。
19:00〜20:30 天体観望会「織姫星と彦星」
自然科学棟屋上の天文台にお越しください
天体望遠鏡を用意してお待ちしております。
小さなお子様も楽しめます!
この時間帯に自由にお越しください。
「天文ミニ講座」「3Dシアター」はお休みです
大学祭につき、大学構内での交通規制が行われています。自家用車でお越しの方は、係員の指示に従って駐車場をご利用ください。正門から入構される方は、守衛所前にて右側の道路をお進み下さい。
11:00〜15:00 天体観望会(昼の部)「昼間でも見える恒星を観ましょう!」
18:00〜19:00 天文ミニ講座「ブラックホール影について」
上海交通大学李政道研究所 水野 陽介 氏
ブラックホールの影についてということでEHTのことを中心にお話しします。
19:00〜20:30 天体観望会(夜の部)「春の星座たち」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
定員20名(複数回上映します)。混雑時には、入室制限があります(整理券を配布します)
<天文ミニ講座> 「ブラックホール影について」
もしブラックホールのまわりに輝くガスのような放射源があれば、ブラックホール近傍から出た光はブラックホールの強い重力により、事象の地平面に捕らわれるため、ブラックホールは「影」のように暗く見えるはずである。これをブラックホールの影と言う。イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)は、地球上の8つの電波望遠鏡を超長基線電波干渉計によって結合させ、圧倒的な感度と解像度を持つ地球サイズの仮想的な望遠鏡を作り上げる国際協力プロジェクトであり、ブラックホールの画像を直接撮影することを目標としている。2017年4月、EHTは1.3mmの波長の電波でおとめ座銀河団の楕円銀河M87の中心にある巨大ブラックホールを観測し、巨大ブラックホールとその影の存在を初めて画像で直接証明することに成功した。観測されたブラックホールの影は非対称の明るいリング構造を持ち、その直径は約42マイクロ秒角である。我々はM87中心の理論シミュレーションモデルを作り、観測と比較した。EHTの観測で得られた画像は一般相対論によって予測されたカー・ブラックホールの影とよく一致していることが分かった。EHTは長年の国際協力の結果であり、アインシュタインの一般相対論で予言された宇宙の最も極限的な天体であるブラックホールを探る新しい手段を研究者達に提供できることを示した。
<天体観望会> 『いよいよ春の星座たち』
すっかり春です。春の大三角が見頃です。しし座がよく見えるようになります。北の空には北斗七星が高い位置に見えます。
5月は東の空に惑星(金星、火星、土星、木星、海王星)が集合します。明け方が観測のチャンスなので天体観望会の時間帯には楽しめませんが、早起きした日には是非、東の空を眺めて楽しんでください。
<3Dシアター> 『3D宇宙の旅』
宇宙について学んでいる学生らにより、3D眼鏡をかけての立体プラネタリウムを上映致します。ホントに宇宙にいるかのような感覚を感じるかもしれません。リラックスした雰囲気で、太陽系から銀河の果てまでのひとときの旅をお楽しみください。
ブラックホールの「影」が撮像されました。ブラックホール 自体は決して観ることができない(観測不可能)なのですが、ブラックホールの少し外側の様子であれば観ることはできるのです。
上のポスターにある画像は、電波望遠鏡にて撮像したブラックホールに落下するガスの電波強度の分布です(電波は目には見えませんが、可視化するために着色しています)。
ブラックホールに落下するガスについては以前から研究されていますが、近年では数値シミュレーション技法を用いて、実際にどのように見えることになるか予想計算が進められています。このような理論的研究の助けもあって、電波観測データからの画像化に成功したとの主張です。
「ブラックホール影」観測への挑戦は、画期的な試みと言えるでしょう。実際にブラックホールが存在していて、どのような状態にあるのかの理解が進むことで、ブラックホールが歪める時間・空間についての概念が塗り替えられるかもしれません。
ブラックホールに飲み込まれてしまったらどうなるんでしょうね???
19:00〜21:00 天体観望会「天文愛好会 CORE観望会」
18:00〜19:00 天文ミニ講座 「ちょっと変わった望遠鏡 ーX線望遠鏡などー」
愛知教育大学 准教授 幅 良統
19:00〜20:30 天体観望会「いよいよ春の星座たち」
19:00〜20:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座> 「ちょと変わった望遠鏡」
肉眼での観測から始まった人類の宇宙観測は、約400年前の望遠鏡の発明によって飛躍的な進歩を遂げます。地球上に設置された巨大な望遠鏡や,大気圏外での宇宙天文台の展開などにより,現在では,宇宙開闢後38万年後に宇宙が晴れ上がった姿や,130億年前の銀河の姿を垣間見ることができるまでになりました.宇宙に存在する天体の多くは,電波からガンマ線に至る様々な波長の電磁波を放出していますが,ある特定の波長の電磁波を観測するためには,それに適した望遠鏡の開発が必要となります.特に,X線のような極端に波長の短い(=エネルギーの高い)電磁波は,物質に対する透過力が高いため,可視光線のようにレンズの屈折を用いた光学系や,パラボラ型の望遠鏡が使えません.そのため,X線の望遠鏡は「ちょっと変わった」見た目をしています.本講演では,X線望遠鏡を中心に,その原理・仕組みを紹介します。
<天体観望会> 『いよいよ春の星座たち』
いよいよ春です。そろそろオリオン座も見納めです。冬の大三角に代わって春の大三角が東の空から登ってきます。天頂付近にはしし座がよく見えるようになります。北の空には北斗七星が高い位置に見えます。
4月は東の空に惑星(金星、火星、土星、木星、海王星)が集合します。明け方が観測のチャンスなので天体観望会の時間帯には楽しめませんが、早起きした日には是非、東の空を眺めて楽しんでください。
<3Dシアター> 『3D宇宙の旅』
宇宙について学んでいる学生らにより、3D眼鏡をかけての立体プラネタリウムを上映致します。ホントに宇宙にいるかのような感覚を感じるかもしれません。リラックスした雰囲気で、太陽系から銀河の果てまでのひとときの旅をお楽しみください。
17:00〜18:00 天文ミニ講座「スーパーコンピュターで探る宇宙と地球の科学」
愛知教育大学 准教授 政田洋平
18:00〜20:00 天体観望会「もうすぐ春の星座たち」
18:00〜19:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座> 「スーパーコンピュターで探る宇宙と地球の科学」
昨年度のノーベル物理学賞の受賞者に、「大気と海洋を結合した物質の循環モデル」を提唱し、二酸化炭素濃度の上昇が地球温暖化に影響するという予測モデルを世界に先駆けて発表した真鍋淑郎先生(プリンストン大学上級研究員)が選ばれました。真鍋先生の受賞は、今まで光の当たることが少なかった「シミュレーション科学」の分野に対する受賞ということもあり、我々研究者の間でも大きな注目を集めました。実は、地球科学分野と同様に宇宙科学・天文学の分野でも、今や「シミュレーション」は欠かすことのできない重要な研究手法になってきています。特に、天体活動現象の多くは、非線形・非平衡の極めて複雑なシステムで起きるため、紙と鉛筆だけではその全貌を理解することが難しく, スーパーコンピュータを使ったシミュレーション/モデリングが理論研究の中心になりつつあります。「シミュレーション」と聞くと「基礎方程式を与えてコンピュータに解かせるだけ!簡単!」と思われがちですが、実はそんなことはありません。今回のミニ講座では、シミュレーション研究とは何か?どこに困難があるのか?どんな魅力があるのか?について解説しつつ、自然科学分野におけるシミュレーション研究の役割と未来についてお話ししたいと思います。
<天体観望会> 『もうすぐ春の星座たち』
<3Dシアター> 『3D宇宙の旅』
宇宙について学んでいる学生らにより、3D眼鏡をかけての立体プラネタリウムを上映致します。ホントに宇宙にいるかのような感覚を感じるかもしれません。リラックスした雰囲気で、太陽系から銀河の果てまでのひとときの旅をお楽しみください。
17:00〜18:00 天文ミニ講座「銀河系中心の巨大ブラックホール:2020年ノーベル物理学賞の解説」
愛知教育大学 教授 高橋真聡
18:00〜20:00 天体観望会「冬の星座と木星・土星」
18:00〜19:00 3Dシアター『3D宇宙の旅』
<天文ミニ講座> 『銀河系中心の巨大ブラックホール:2020年ノーベル物理学賞の解説』
私たちの太陽系が含まれる銀河(=銀河系、天の川銀河)の中心には巨大なブラックホールが存在すると考えられます。太陽から地球までの距離の8%(太陽半径の17倍)に相当する領域に、太陽質量の400万倍程の大質量が集中している事が近年の観測によって示されました。およそ20年くらい前から、銀河系中心領域にある恒星群の移動の様子が継続的に行われていています。 中には16年の周期で楕円軌道を公転運動している恒星もあります。ただし、楕円軌道の内側に重力源は見えていないのです。このような恒星の公転運動を説明するためには、「見えない巨大重力源」が存在しないと困ります。その候補として巨大なブラックホールが存在するのだと解釈されています。2020年のノーベル物理学賞は、この研究業績が受賞対象になりました。天文ミニ講座では、そのそもブラックホールとは何なのか?他にもブラックホール天体は発見されているのか?など、ブラックホールの不思議な性質について解説致します。
<天体観望会> 『冬の星座と木星・土星』
だいぶ寒くなりました。星座が奇麗に見える季節になりました。この時期、金星・木星・土星・天王星・海王星を観測する事が出来ます。観望会では是非、木星の縞模様、土星の輪っか、天王星と海王星の青白い姿などを楽しんで下さい。会場となる自然科学棟の屋上はとても寒いと予想されるので、暖かい服装にてお越し下さい。
<3Dシアター> 『3D宇宙の旅』
宇宙について学んでいる学生らにより、3D眼鏡をかけての立体プラネタリウムを上映致します。ホントに宇宙にいるかのような感覚を感じるかもしれません。リラックスした雰囲気で、太陽系から銀河の果てまでのひとときの旅をお楽しみください。
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