研究室としての研究テーマ

2024年度から岩手県立大学ソフトウェア情報学部では数学の教員免許が取得できるようになりました.2024年度,私たちは,

・高等学校様との協働研究

・企業様との共同研究

・各自のテーマをより深く

・実力のある数学教員の育成

等に取り組んでまいります.

研究室主宰の William Martieen Jooel とその仲間たち.2024年度は総勢11名

左から,教員 竹野中豊,M1 及川,M1 松田,B3 添田,B3 勝田,B3 松浦,B3 大井,B4 戸田,B4 西原

2023年度,わたしたちは,

等を軸に研究を進めていきます。

2023年度の実績

日本教育工学会春季全国大会において,4年生が以下のタイトルで発表いたしました。

1)西原貴也・田村篤史,生徒の主体性涵養を目指した探究サイクルの設計と実践~旧約聖書の数理的解析を実践事例として~,日本教育工学会2023春季全国大会講演論文集,pp.317-318

2)戸田優希・田村篤史,,日本教育工学会2023春季全国大会講演論文集,pp.437-438

2022年度,わたしたちは,

について研究を進めていきます。

新学習指導要領の「総合的な探求の時間」や「理数探求」に対応した教材開発を目指します。

夢ナビに掲載していただきました(2022.7.1.)。

盛岡白百合学園様と協定を締結いたしました(2022.8.8.)

2022年8月9日 岩手日報

2022年8月11日 盛岡タイムス

左から,教員 反町隆史(たんまちたかふみ),B3 戸田,B4 及川,M2 阿部,B4 松田,B4 小村井,B3 西原

非ユークリッド幾何は,人間の直観がおよびにくいため,論理的思考力の養成に適した分野であると考えています

直観がおよびにくいということは,思考過程を視覚化しづらいということでもあります

この点についてICTを利活用し,生徒が実験しながら数学モデルを構成することで教育効果を高めていきます

生徒は,自らの実験で数学モデルを構成し,結果の予想や問題解決をしていきます。一連の数学的活動を通して,主体性の涵養へつなげたいと思ってます

研究の進行状況に余裕があれば,Juliaを用いることでシミュレーションを教材に取り入れ,大学の幾何学教材としての開発も視野に入れたいと考えています。 

2022年度は,左記の7名で研究を進めていきます。

2022年度の実績

日本教育工学会春季全国大会において,4年生が以下のタイトルで発表いたしました。

1)及川颯希・田村篤史,テキストマイニングを用いた数学系YouTuberの特徴の分析,日本教育工学会2023春季全国大会講演論文集,pp.297-298

2)小村井聖・田村篤史,学生の能力・個性を重視したオンライン教材システムの提案,日本教育工学会2023春季全国大会講演論文集,pp.299-300

日本数学教育会秋期研究大会において,4年生が以下のタイトルで「論文発表」を行いました。 

1)松田莉音・田村篤史,探究学習を支援する球面幾何ツールの開発 -動的幾何学ソフトウェアGeoGebraの利用-,第55回秋期研究大会発表集録,pp.33-40

松田莉音君が上記の発表により(投稿者50人中6位以内。学部生は松田のみ),本学の学長奨励賞を受賞いたしました。

2021年度の実績

日本教育工学会2022年春季全国大会において,4年生が以下のタイトルで学会発表を行いました。 

1)高橋瑛・田村篤史,数学への興味・理解が低いと認識している生徒に対するTaxicab Geometry を用いた授業実践結果の分析

2)田村宗一郎・田村篤史,GeoGebraを用いた球面幾何の教材開発と実践 

OB

2022年度修了生・卒業生

  阿部 佳宣(M)

  小村井 聖(B)

2021年度卒業生

高橋 瑛(B)

田村 宗一郎(B)