本機能はAmazon.co.jpに登録した商品データを分析する機能です。
Amazonにはビジネスレポートというとても便利な機能があります。
これは出品した商品の「ページビュー」や「セッション数」「カート獲得率」などの様々なデータをセラーに教えてくれます。
そして、データをCSVファイルでダウンロードしATSに取り込む事で様々な分析を行うことが可能になります。
主な分析方法として「セッション数」が多い商品で日米間の価格差が大きいものを分析する方法です。
「セッション数」とはユニークユーザーがクリックした数のことです。
一人のユーザーが10回クリックしてもセッション数は1となります。
これが何を意味するかというと、セッション数が多い商品は人気が高い商品ということになります。
そういった人気の高い商品の中から価格差が取れる商品(Amazon.comで安く仕入れることができる)が見つかれば、
「すぐに売れて利益率が高い」といった理想の販売をすることができます。
また、人気商品がAmazon.co.jpで品薄だったり、在庫切れだったとしてもアメリカのネットショップにて定価で手に入れることができれば利益は膨らみます。
ビジネスレポートデータを蓄積して、そういった商品を見つけることができるのがこの分析機能です。
ポイントは、ASINに対する「セッション数が高い」もののうち「日米の価格差が大きい」ものを調べることです。
※データ蓄積目安
「1週間分」のビジネスレポートをダウンロードして、
「毎日」ツールにアップロードをすることを推奨します。
セラーセントラルの上部メニューから
「ビジネスレポート」を開きます。
次に左メニューの「ASIN別」から
「(子)商品別詳細ページ 売上・トラフィック」
を選択します。
①任意のビジネスレポートのデータ取得期間を選択します。
終了日が当日になっており、デフォルトでは過去1ヶ月の期間になっています。
②セッション等で並べ替えをします。
③表示させたデータをcsvダウンロードします。
ダウンロードしたビジネスレポートのcsvをそのままの形式でATSにアップロードします。
出品や自動更新と同じ様にバッチリストに追加され、ビジネスレポート用のデータ処理が行われます。
「ビジネスレポート分析画面」の説明
(1) データ検索
検索方法は設定したSKUに対して3通りあります。いずれかを選択します。
・ASIN=SKU :SKUをASINに設定した商品を表示します。
・ASIN≠SKU :新規出品やASINがずれている商品を表示します。
・SKUがASINでない :独自の管理番号などを表示します。
(2)表示行数
表示させたいデータの行数を入力します。
※最大表示行数について
数千行は表示可能ですが、ブラウザが使用するメモリ制限、他のソフトの使用状況により違います。
お持ちのパソコンのスペックによります。表示がしない場合は件数を減らしてください。
(3)表示設定
設定>ビジネスレポート設定
見やすいように表示したい項目だけを選択することができます。
「ビジネスレポート」と「グラフ」の表示項目を選択できます。
表示したい項目のチェックボックスをチェックします。
項目をクリックしたまま動かすと並べ替えることができます。
取り込んだビジネスレポートのデータが表示されます。
取り込んだビジネスレポートの表示データまたは、全データがダウンロードできます。