失語症者向け意思疎通支援

2023年度の失語症者向け意思疎通支援者養成研修が修了しました。2024年度研修も同時期に開催予定です。詳細が決まりましたら、HPでお知らせいたします。

 こちらから県のホームページをご覧ください。

失語症者向け意思疎通支援者とは

 「意思疎通支援者」とは、障害や難病のため、意思疎通を図ることに支障がある方に、意思疎通を支援する者をさします。支援にあたっては、支援される方の障害の種類・重さ、置かれている環境等を踏まえ、ニーズに即したものを行います。

 「失語症者向け意思疎通支援者」は、失語症者の多様なニーズや場面に応じた意思疎通支援を行うために必要なコミュニケーション技術を習得している者をさします。40時間の養成カリキュラムにおいて失語症に関する知識やコミュニケーション技術を習得し、都道府県に「失語症者向け意思疎通支援者」として登録されています。失語症のある人が社会生活の中で意思を伝えたり、情報を得たり、コミュニケーションを行うことを支援します。失語症者が参加する会議、失語症者のために行われる催し物や団体活動、外出時に支援が必要な場面に「意思疎通支援者」が派遣されます。

 意思疎通支援者には、失語症の他、聴覚障害者や盲ろうの意思疎通を支援する、手話通訳士手話通訳者手話奉仕員要約筆記者盲ろう者向け通訳・介助員などがあります。

 この失語症者向け意思疎通支援者の養成と派遣は、「障害者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」の地域生活支援事業の必須事業として位置づけられています。2018年から全国で支援者養成研修が始まり、栃木県においては、2020年から養成研修を開始し、2022年からは失語症友の会や会話サロンへの支援者の派遣を開始しました。  

  ※栃木県の失語症者向け意思疎通支援者登録数272024年1月1日現在)

栃木県の失語症者向け意思疎通支援事業の詳細はこちら(栃木県言語聴覚士会HP)をご覧ください。

意思疎通支援者の詳細はこちら(厚労省HP)をご覧ください。