当教室では下記のような基準で進級をおすすめしております。かならずしもこの限りではありません。
❶担当講師よりアオイロボットスクール運営に連絡
事前に講師が本人や保護者様と確認をとっている時が多いです。
❷教室運営より保護者様へ進級申請のURLを送信
進級の意思確認の上、申請(フォーム)毎月20日までに申請してください。20日をすぎると翌々月に進級(スタートアップ)となります。
申請時には「会場・曜日時間(クラス)」を決めてからとなります。事前にカレンダーをご覧頂きどのクラスに進級するかをご相談の上申請ください。
❸運営講師よりスタートアップの日程調整連絡
基本的に上島教室で受講となります。曜日時間は決まっておりませんので個別で設定(複数人の場合もあります)
❹スタートアップ実施
❺翌月より次のコースのクラスに合流
カレンダーの見るところが変わりますのでご注意ください。
時々「進級はまだしない!(そのコースで用意されている)全部のロボットを作ってからにしたい!」という生徒もおります。それでも全く構いませんし、確かにロボットそれぞれで得ることもありますので無駄にはなりません。ただ、そのような声掛けをされた生徒は基本的にいつでも上のコースに進級してもよい状態にあると思っていただいて結構です。「この前は全部やってから、って言ったけどやっぱり進級してプログラミングもやり、より複雑な動きをするロボットを作りたい!」と思えばその旨講師や教室にお伝えください。進級の手続きを進めていきます。
・保護者同伴
基本的に(プレ/)プライマリーコースは保護者同伴のコースとなります。(幼稚園会場を除く)幼児がブロックをつなげたり、外したりするのは大変です。結構チカラが必要な場合があります。教材が新しいとなおさらです。子どもたちが「このブロックをこうしたい」と、頭でわかっていても身体的に追いついていないことが多々あります。そのような場合は大人が手伝って構いません。
プライマリーコースはベーシックコースと同じクラスで実施します。講師はプライマリーとベーシック両方見ることになるのですが、「ここ固い~!外れない~!」となり、講師が手伝ったりしていると他の生徒に目が届かなくなります。よって、プライマリーは保護者様同伴でお願いしております。
人の成長には個人差があります。プライマリーコースでもしっかりしていて、力もあり、「お母さんジャマ~っ」と言って(身体的に)手のかからない子の場合は講師に確認の上、保護者が同伴しなくてもよい場合があります。「ウチの子大丈夫そうかな?」と思われた時は講師に相談してみてください。
・年中・年長→小学1年生
基本的にベーシックコースへは小学校に入学するタイミングで進級をおすすめします。プレ/プライマリーコースのうちはもちろん考えさせる声掛けは必要ですが、何よりも「楽しく」なければなりません。「楽しくないもの」に興味を持ちません。「楽しい」から興味も持つようになってきます。多少の手助けがあっても構いません。
プレ/プライマリーのテキストはパーツができる限り実物大で記載されております。ですのでまだ字を読まなくてもできるのですが、小学校に上がればベーシックコースになります。「字をしっかり読むように」しましょう。
ベーシックになるとパーツが実物大表記ではありませんので、シャフトなどテキストに合わせて選び出すのではなく、テキストに書いてある「シャフト〇ポチ」という「字を読んで」準備をし、組み立てするようにしましょう。プレ/プライマリーから通っている子はこの癖が抜けず、ベーシックに進んでから苦労する子が多いです。気を付けましょう。
人の成長には個人差があります。小学生でもベーシックのコースが難しいと思うようであればプライマリーコースをおすすめします。
・間違えないで組み立てることができる
間違えることは誰でもあります。ただ、間違えたとしても自分でリカバリーができる。できるだけ自分で気づいて自分で直すことができたらいいですね。「せんせー、わかんなぁ~い!」というセリフが頻繁にでてくるうちは残念ながら進級できません。
・仕組みを活かした改造ができる
最初のころはデコる(デコレーションする)だけだったりするのですが、どのような仕組みでロボットが動き、何をどうすればどうなるか仕組みを理解し、活かした改造ができるようになるとよいです。
・整理整頓をしている
基本です。ロボットを作るときにスムーズに目的のパーツを取り出せるようにしたいです。それが癖になるようにしましょう。
・人の言う事をしっかりきける
ミドルになるとプログラミングも導入されます。先生も教えたり、注意する点など説明をすることも増えてきます。それを「聞いている」のと「聞いていない」のと差が出てきます。先生が「聞いて!」と言った時には「手を止めて」先生の顔を見るようにしましょう。
アドバンスは(偶数月+奇数月)で1体のロボットを作成します。よって、進級のタイミングとしては
偶数月に進級申請
奇数月にスタートアップ
(偶数月+奇数月)アドバンス通常コース
このようになります。
進級の条件としてはシンプルに
・アドバンスコースに進級してもよい力をつける
このような条件となります。アドバンスコースは三面図を見て組み立てる難度の高いコースとなっています。ミドルコースでは、より高い空間認識力や動きの仕組みを理解し、想像し、自分で作り上げる力(ロボットとプログラミング両方)が求められます。それらをこのコースに在籍している間に鍛えていきましょう。
・深く考える
それらを身に着けていくためには「集中」して「観察」して「考えて」「理解」しなければなりません。そして今度は自分なりにロボットや動き(プログラミング・仕組み)を「創造」していかなければいけません。
・論理的思考力、算数を得意に
プログラミングではモーター2つ、センサー、ブザー、ライトをコントロールします。「IF」「ループ」などプログラム次第でより複雑なことができます。できるようにしましょう!
条件、時間、など算数の力がより発揮されます。算数は得意であって欲しいですね。
アドバンスコースは一体のロボットを2か月かけて学習します。
アドバンスが終了となるとロボティクスプロフェッサーコースをお勧めいたします。
ここまでくると子供の習い事から、より本格化したものづくりの世界に入ってきます。本格的に頑張っていきたいという子はこのコースを目標に頑張りましょう!!
パソコンを使用します。マイパソコンを準備してください。
Arduino(アルディーノ)C/C++をベースとするオブジェクト指向のコードプログラミング言語を使用します。
当教室ではロボプロへの進級時期は4月(4~6月)をおすすめしております。よって、3月スタートアップがおすすめです。
※アドバンスに通っている生徒さんで3月にロボプロへ進級したいと思われる方は1月か2月に担当講師にご相談ください。
ロボティクスプロフェッサーコースに通っている生徒さんの動画です!
「いいね」してあげてください♪
ロボプロでも大会が行われております。
この動画は大会で入賞された方が古田先生の研究所に招待されている動画です。すごいですね!
当教室は年齢関係なく、できる子は上に進み、そうでなければ今のコースで上のコースに進級しても大丈夫になるように力をつけていきましょう。という考え方です。
親からすると「ウチの子は〇才(○年生)なのに▲▲▲▲できる」というのは確かに自慢できると思いますし、素晴らしいことだと思います。実はそれは、親として「(子供の)将来の不安が早い段階からなくなって安心」という事なのではないでしょうか。
ですが、「今、▲▲▲▲できる」ことが大切なのではなく、「将来何ができて、どんな子」になるのかが大切なのではないでしょうか。
そして、他人との比較ではなく、自分の子が「今、どうすることによって、将来どうなるか」というのを《今の本人》と《将来の本人》を比較することが大切だと考えております。
また、当教室では他のページでも書かれているように「教えられてできる」は「できない」とみなし進級をすすめておりません。無理に進級しても当然、現状より高度なものを要求されます。それによりこどもが「できない、難しい、自分には無理。苦手、向いていない、やめたい。」そう思ってしまったらそこで伸びなくなってしまう可能性が高くなってしまいます。
それをできるだけ避けるために、『進級しても大丈夫』と、講師が判断(数値では表せないので人間の感覚ではありますが)し、進級をおすすめし、《子供の自信》につながるようにしております。
ただ、ロボットコンテストに出るような子は進級が早くなったり進級がスムーズになる傾向があります。これは人前でオリジナルのロボットを作成し、プレゼンする。その為には様々なものが要求されてきます。日頃よりロボット大会を視野に入れておくことで普段の授業の価値が高まります。
どんなロボットにするかという点では、日ごろの授業で学んだ仕組みを「活かして」 ” 何ができるか、何に活用できるか、それを使えばこんなロボットができる! ” と、日ごろの授業から脳みそをフル回転させる習慣に結びつきます。
さらに、人前で発表するには ” どのように、どんな順番で、何を、どう話して、どんなパフォーマンスをするか ” 聞き手(相手)のことまでを考えなければなりません。
もちろん人前で話すことになります。
ロボットというだけでなく様々な面で成長するキッカケになると思います。
よってロボットコンテストに出て(ただ出るというだけではなく)しっかり発表できる子というのは早目に進級できるような、つまずくことなく進級できるような子に育つ傾向にあります。
逆に、出ない子、もちろん人前で話したりすることは恥ずかしかったり、プレッシャーがあると思いますが、「逃げ」になってしまっている子もいるかと思います。もちろん無理強いをしてロボット教室そのものが嫌いになってしまってはせっかくの学ぶ機会を逃してしまう事になりかねませんので注意が必要です。
このようにロボット大会にしても通常の授業にしても、こういう機会をうまく「活用」し子供たちの成長につなげてもらえたらと思います。