サマースクール

卒業論文や修士論文のテーマに西洋古代哲学を選んだけど、所属大学に専門教員がいない。同じ大学に西洋古代哲学を学ぶ仲間がいない。色んな専門家から研究のアドバイスを受けてみたい。そのような学生の皆さんに向け、この夏、西洋古代哲学の卒業論文・修士論文作成支援のためのサマースクールをオンラインで開催します。 

このサマースクールでは、卒業論文や修士論文で取り上げたいテーマや、研究概要について発表することで、西洋古代哲学を専門とする研究者からフィードバックを受けることができます。フリートークの時間では、研究に関する話題だけでなく、学生生活やキャリアについての悩みも、他の参加者と話し合うことができます。え、卒論のテーマも何も決まっていない？大丈夫、参加して話を聞くだけでもOKです。 

「西洋古代哲学サマースクール」で、一緒に西洋古代哲学の奥深い世界を探求しましょう。皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

【日時・場所】】

 2023年9月13日（水）12:00～15:00　Zoomによるオンライン

【参加費】

無料

【対象】

発表者：西洋古代哲学の分野で卒論・修論を執筆予定の学部生、大学院生。

他の参加者：学部生、大学院生、研究者を広く歓迎します。

【主催者】

田中一孝（桜美林大学）、近藤智彦（北海道大学）、岩田直也（名古屋大学） 

なお、中畑正志先生にもご参加いただけることになりました！

【プログラム】

１．開会のあいさつ

２．発表

12:10～12:30

齋藤千枝歌（明治大学）：プラトン『ゴルギアス』篇における善悪の考察

12:30～12:50

小野太陽（東洋大学）：プラトン『パイドン』におけるソーマ

12:50～13:10
堂屋敷美柚（武蔵大学）：『ティマイオス』は神話なのか。 ——『ティマイオス』の構成をもとに

（休憩）

13:20～13:40

鈴木祐希（名古屋大学）：パライパトス『ペリ・アピストーン』を貫く論理について

13:40～14:00
高橋勇真（北海道大学）：プロティノスの質料論—質料が悪であることと一元論との調和をめぐってー

14:00～14:20
寺島奈那（早稲田大学）：擬ディオニュシオス・アレオパギテースにおける「神の名を呼ぶこと」

３．フリートーク、お悩み相談

４．閉会のあいさつ

【申し込みフォーム】

発表および参加希望者は以下のフォームより9月10日（日）までに登録を行ってください。（登録をしていない場合は、Zoomのアドレスなどが届かないので必ず登録を行ってください。）

申し込みフォームはこちら