開催趣旨
背景画像 道指定史跡「シブノツナイ竪穴住居跡」(湧別町)の残雪(佐藤雅彦氏撮影)
背景画像 道指定史跡「シブノツナイ竪穴住居跡」(湧別町)の残雪(佐藤雅彦氏撮影)
北海道文化遺産活用活性化実行委員会は、文化庁文化芸術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)の交付を受け、「地域の文化遺産次世代継承事業」を推進しております。
このうち、普及啓発事業の一つとして、北海道の歴史・文化の特性を強く反映した文化財類型を選び、その内容と価値を総合的に紹介する「フォーラム」を開催し、地域の文化遺産の特徴に対する道民の理解と関心を深めることに取り組んでおります。今年度は2019・2020年度に続き、北海道東北部を中心に今も大規模な竪穴住居跡群を残す古代の集落を取り上げ、それを生み出した北海道に固有の歴史的経緯についての啓発を図ることとしました。
北海道の各地に2万基以上とも言われる竪穴住居の跡が今も地表から見える姿で残っており、その多くが擦文(さつもん)文化(8∼12世紀頃)の集落の跡です。このフォーラムでは道内外の専門家をお招きし、この遺跡群についての研究や活用の成果を紹介いただきます。フォーラムに参加される皆様とともに、北日本の古代史とアイヌ民族の由来という二つの問題の交点に位置する擦文集落遺跡の意味を考え、私たちの住む北海道という地域に固有の歴史を示す文化財の価値への理解を深めたいと思います。
当実行委員会の設立趣旨や組織、活動内容等につきましては、実行委員会サイトをご覧ください。