マーケティングという言葉は、
以前に比べて多くの地方企業でも使われるようになりました。
SNSを運用する。
ホームページを整える。
広告を出す。
こうした取り組みは、
企業の規模に関係なく行われるようになっています。
しかし、ここで一つの疑問があります。
中小会社と大企業では、
マーケティングは同じなのでしょうか。
そもそもマーケティングって身近に感じてないかもしれません
大企業のマーケティングは、
基本的に「規模」を活かす戦略です。
広告費を投下し、認知を広げ、
多くの顧客に商品やサービスを届けていく。
ブランドの認知度や流通の広さ、
広告投資といった資源を使いながら、
市場の中で存在感を高めていきます。
つまり、大企業のマーケティングは
資本
↓
認知
↓
市場シェア
という構造で成り立っています。
一方、小さな会社は同じ方法を取ることができません。
広告費も限られていますし、認知度も高くありません。
さらに、多くの中小企業では
・マーケティング専門の担当者がいない
・日々の業務に追われる
・新しい情報を追う時間がない
といった状況も珍しくありません。
SNSの運用、広告の管理、ホームページの改善など、
本来であれば継続的に取り組むべきことも、
人員や時間のリソース不足によって
十分に進められないことがあります。
また、マーケティングの世界は変化が早く、
新しいツールやトレンドも次々と生まれています。
これらをすべて把握しながら
最適な施策を選び続けることは、
小さな会社にとって簡単なことではありません。
何からやればよいか、どこまでやるとよいのか・・・
ただし、小さな会社には大企業にはない強みがあります。
・商品へのこだわり
・作り手の思想
・企業の背景にあるストーリー
こうした要素は、
むしろ小さな会社の方が強く持っていることが多いものです。
つまり、
大企業は「規模」でブランドを作り、
中小会社は「個性」や「意味」でブランドを作る。
そんな違いがあると言えるかもしれません。
「バターのいとこ」というブランドは規模や地方であることを活かした好事例です
小さな会社にとって重要なのは、
すべての施策を完璧に行うことではありません。
限られた人員と時間の中で、
何を優先するのか。
どこまで取り組むのか。
その判断を整理することが大切になります。
SNSをやるのか
広告を出すのか
ホームページを改善するのか
そうした個別の打ち手の効果を追いかけるだけではなく、
事業全体を俯瞰しながら進めていく視点が必要になります。
では、なぜ多くの会社で施策がバラバラになってしまうのでしょうか。
次の記事では、その構造的な理由について整理します。