AI時代の教育学会第6回年次大会・第9回日本アクティブ・ラーニング学会研究大会 合同大会は、90名の参加者をもって、無事に終了することができました。
参加された皆さん、本当にありがとうございました。
また本大会の開催にあたっては、石川県教育工学研究会から多大な支援をいただきました。改めて感謝申し上げます。
さらに、株式会社インフォザイン、株式会社ティーファブワークス、スズキ教育ソフト株式会社の3社には年次大会特別協賛として参画していただきました。心より御礼申し上げます。
さて、参加の皆さん、特に非学会員の皆さん、本学会の活動の様子を間近でご覧になり、どのように感じられたでしょうか。もし、好意的に受け取って頂けたとすれば私たちは大変うれしく思うとともに、同じ仲間になっていただくことを強く希望しています。
学会と聞くとハードルが高く感じられるかもしれません。しかしながら、このような場に定期的に参加・参画することで間違いなく、私たちの見識は広がり・深くなるものです。
ぜひ、学会員に!という方は申請をお待ちしております。
AI時代の教育実践を共に考える
2024年9月28日(土)9時50分−
※宿泊される場合、観光都市であるため早めの宿泊先の確保をおすすめします。
金沢星稜大学(石川県金沢市御所町丑10-1)Global Commons(G館) アクセスはこちら
発表申込・原稿提出:7/28(日)~9/16(月)
※論集作成ギリギリのため延長はありません
参加申込:7/28(日)~9/23(月)
*発表予定者は参加申込も必要です。
※懇親会参加について23日以降は受け付けられませんのでご注意ください。
※当日参加は可能です。(懇親会は不可)会場受付にお越しください。
AI時代の教育学会第6回年次大会にようこそ。
2024年9月28日土曜日、金沢星稜大学を会場にAI時代の教育学会第6回年次大会を日本アクティブ・ラーニング学会研究会と合同にて、そして石川県教育工学研究会と共催にて開催できることを大変喜ばしく思います。
AI時代の教育学会は、2019年に設立された学会であり、日本学術会議協力学術研究団体として認定されています。昨年度より、志を共にする日本アクティブ・ラーニング学会と合同にて年次大会を開催してきました。そして今年度の年次大会は初めて地方開催となり、地元の研究会ともコラボレーションします。
石川県教育工学研究会は、設立より50年以上にわたり授業設計、評価方法、メディア活用、学習方法等について、先進的かつ実践的に研究を推し進め、常に我が国の教育工学研究をリードしてきた組織です。前学会長の赤堀侃司先生、現会長の中川一史先生が石川県教育工学研究会の指導委員であることも、コラボレーションが実現した一つの要因です。
さて、今大会のテーマを「AI時代の教育実践を共に考える」と設定しました。GIGAスクール構想によって新しい学習環境が生まれ、4年目です。次の2nd GIGA等の話も聞こえてくる昨今です。また、2023年7月4日には文部科学省から「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドラインが公開されました。
授業における1人1台端末環境の活用及び生成AIの活用可能性の追求の向かう先は、学習者中心の授業の実現に他なりません。また収集できる種々のデータを学習者自身が活用し、自らの学びを自己調整していくことも大いに期待されているところです。今後も、同様の方向性を持つ多様な取り組みが求められることは必至です。
そんな時に、驚かされ後手に回るのではなく、どのように対処すればいいのか、胆力のある教師であるために、AI時代の教育実践を参加者と共に熱く考えたいと願い、本テーマを設定しました。
幸いにも両学会・石川県教育工学研究会には、これまでに述べてきたような動きや課題に向き合う企業に多く参画していただいています。また、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校等の学校現場の教師、教育委員会関係者、研究者(大学教員)、企業関係者という多様な立場の会員から両学会は構成されています。年次大会が多様な視点から自由闊達な議論ができる機会になればと願っております。
AI時代の教育学会 年次大会委員会委員長:小林祐紀