Projects

複数匹集まると交互に鳴くというカエルの行動特性に注目し、様々なテーマで研究を行っています。

カエルの発声

これまでの学生テーマ

2024年度修論:カエルロボットを用いたプレイバック実験によるニホンアマガエルの同期戦略の分析

2022年度卒研:カエルの体長の違いが鳴き声の特徴及び同期現象に与える影響の研究

2021年度卒研:ニホンアマガエルの鳴き交わし発生条件の分析

2021年度卒研:カエルの鳴き方の遷移法則の解析

2020年度卒研:音声可視化デバイス「カエルホタル」の機能性と反応特性の改善と応用

2019年度修論:カエルの繁殖行動時の戦略に関する数理研究

2019年度卒研:カエルの合唱モデルに基づいた自律分散型通信方式の有効性の検証

行動メカニズムの解明と工学への応用を目指し、優れた飛行性能を持つ生物の動作を解析しています。 

生物の飛行動作

在籍学生のテーマ

M2酒井:ウミネコの環境に合わせた離陸戦略の分析

これまでの学生テーマ

2022年度修論:ウミネコの着地データの軌跡とカテゴライズによる分析

2020年度卒研:コウモリの餌2体に対する連続捕食行動の数理モデル研究

2019年度修論:データ計測と数理モデリングに基づくウミネコの着地動作解析

2017年度修論:コウモリの集団飛行の数理モデリングと車列形成への応用

2017年度卒研:コウモリの飛行モデルに基づく電子連結モビリティの分離結合走行制御

魚の捕食・被食ダイナミクスを分析し、行動パターンが生存確率に及ぼす影響を研究しています。

魚の捕食・被食

在籍学生のテーマ

M1本田:魚類の捕食者-被食者ダイナミクスの3次元トラッキングと数理モデル化

M2曾根:捕食・被食ダイナミクスの数理モデルによる魚の行動分析

これまでの学生テーマ

2022年度修論:捕食者-被食者ダイナミクスから探る魚類の生存戦略分析

群れの行動をモデル化し、生物学的・生態学的な理解を深めることを目的として研究をしています。群れの行動をモデル化することで、電子連結車両等の現実世界の複雑なシステムに関連するさまざま洞察を得ることができます。

群れ行動モデル

これまでの学生テーマ

2022年度修論:アラナミキンクロの群れ行動モデルをもとにした電子連結車両の数値シミュレーション

2020年度修論:ヒツジの群れ行動と牧羊犬の誘導手法の数理モデリング

コツブムシ

これまでの学生テーマ

2021年度卒研:音声と動画データに基づくコツブムシの縄張り争いの分析

ツクツクボウシの相互作用

これまでの学生テーマ

2020年度修論:2種類の鳴き声を切り替えるツクツクボウシの相互作用に関する研究

スズムシの鳴き交わし

これまでの学生テーマ

2020年度修論:音響計測と信号処理に基づくスズムシの鳴き交わしの特徴分析

研究予算

2024-2027年度: 科研費基盤研究C「動的ターゲットへの柔軟な追跡動作を可能にする生物規範型アルゴリズムの構築(代表)」

2024年度: セコム一般研究助成(準備研究)「時間・周波数・空間領域を活用するカエルのコミュニケーションに学ぶ通信方式の提案(代表)」