8月15日を劇にする

8月15日を劇にする|福岡開催(2022)

日時:2022年8月15日(月)13:00〜18:00

参加費:500円(資料代として)

会場:鳥飼倶楽部(福岡県福岡市中央区鳥飼3丁目7−14

全体構成・演出:五味伸之

五味伸之|1985年生まれ。「記憶とのつきあい方」をテーマに演劇活動を行う。参加者の体験を再構成し劇化する作品創作を得意とし、プレイバックシアター、新聞劇、お化け屋敷演劇など、様々な形式の演劇作品の発表を行う。2009年より海外へ進出しTongMyong大学(韓国釜山市)での招聘公演を皮切りにアジアでの上演も多く行っており、2011年〜2014年Small Theater Big Drama(香港)、2015年、Wuzhen Theater Festival(中国)参加。 (公財)福岡市文化芸術振興財団主宰の演劇ワークショップや、元ホームレスの方への演劇コミュニケーション講座や、障害者との演劇&ダンスワークショップなど、指導者としての活動も行う。日本演出者協会会員。

お問合せ・お申込み
ufo.fukuoka@gmail.com

主催:UFO、8月15日を劇にする実行委員会

2022年の開催へ向けて|企画:五味伸之

8月15日を劇にするという企画は、自分の関心がある新聞記事と、他の人の関心がある記事について語り合います。一人一人の記事に対する考え方、距離感、立場も違う中で、一つの共通理解を持った演劇を発表し合うことは、自分の考え以外を知るよい機会であると同時に、自分は何を表現したいのか、何を伝えたいのか」を改めて問い直す良い機会になります。

2018年〜2020年は福岡以外で開催し、2021年より福岡で福岡の歴史に触れながら開催できることを目指します。自分たちがどこにいきていて、どうやって生きていくのかを、自分たちの言葉で語り合うことができることを楽しみにしています。天神ビッグバン・コロナ・オリンピックなど大きな出来事によって、街の姿が変わり、生活が変わり、人と集まることが困難になってきているように感じます。

今回の会場の鳥飼倶楽部は、築100年を超える建物だそうです。当時の人たちが、自分たちで自分たちが集まることのできる場所を作ろう。という志で出資しあって作ったそうです。外観は耐震のために改装したそうですが、会場の床材は当時のものがそのまま残っているそうです。この鳥飼倶楽部にくると、懐かしい気持ちがしてきます。それは過去の人たちがここで生活していたんだと感じることができるからなのかな。と思います。

心が落ち着かなくなるような出来事が連続して起きています。今年の8月15日はどんな1日になるでしょうか。これまで8月15日を劇にするを実施してきて、参加してくれた演出家・音楽家・舞踏家の人たちそれぞれの実施プランを改めて見直しています。どれも、8月15日という1日の中で集まった人たちと関わりあおうとする気持ちにあふれているのを感じ取ります。人が集まることの力を信じて、今年も開催します。

8月15日を劇にするとは

終戦記念日の新聞を集まった人と読み、気になる記事を切り抜き、記事を紹介して、1つの新聞を作る[まわしよみ新聞]の方法を取り入れた参加型演劇。2015年2045年まで毎年開催予定

これまでの開催会場
2015年:福岡市立青年センター
2016年:fuca
2017年:冷泉荘
2018年:長崎・佐世保 無窮洞
2019年:広島・広島市青少年センター
2020年:沖縄緊急事態宣言等にあわせオンライン開催
2021年:福岡・art space tetra