日程:2025年9月27日(土)14:00~17:00
テーマ:接続期における子どもの経験の「架け橋」
ー 後援 ー
福岡県教育委員会
福岡市教育委員会
一般社団法人 福岡市私立幼稚園連盟
公益社団法人 福岡県保育協会
一般社団法人 福岡市保育協会
《趣旨》
保幼小の円滑な接続の取り組みが企図されて久しい。現行学習指導要領でも接続について言及され、今日では交流中心の「連携」からカリキュラムによる「接続」にシフトしている。学校段階等間の接続は保幼小に限ったことではない。制度の中では便宜的に学校段階等に区分けされるものの、一人の人間の一生としてみたときに、人格として連続性を保ちつつ成長をしている。
今回のシンポジウムでは、学校段階等に分けられることで見え難くなっている人格としての連続性、別々のカリキュラムでつながりが見え難くなっている一人の人間の経験の連続性が可視化されるよう、今日の幼児教育と小学校教育を中心とした「架け橋プログラム」の実践、デューイの理論と実践を掛け合わせ、学校段階等の区分けを越える実践理論について検討してみたい。
【基調講演(基調提案)】①
森本 智子氏(福岡市教育委員会 保幼小中連携担当主査)
題目:架け橋を かけよう わたろう いききしよう
【基調講演(基調提案)】②
木下 博子氏(福岡市立小田部小学校長)
題目:小学校での「架け橋」の取組について
【基調講演(基調提案)】③
高木 寿子氏(学校法人原幼稚園前園長)
題目:就学前教育における接続教育の重要性とその取り組みの1例について
【基調講演(基調提案)】➃
有松 徹氏(社会福祉法人ヒトトナリ理事長)
題目:「経験の接続」としての保幼小連携を目指して
<基調講演を受けての提題>①
門田 理世氏(西南学院大学)
題目:遍在するデューイ―ここにもデューイ、あそこにもデューイ―
<基調講演を受けての提題>②
中野 真志氏(愛知教育大学)
題目:デューイ実験学校のカリキュラムと実践から考える「接続」
<基調講演を受けての提題>③
藤井 千春氏(早稲田大学)
題目:小学校は子どもたちの「小型の共同体」になっているか?
全体討議司会者
岡村 健太氏(九州ルーテル学院大学)