第37回青森県作業療法学会 閉会の挨拶
第37回青森県作業療法学会の閉会に際し、ご挨拶申し上げます。
2026年5月23日・24日の2日間にわたり開催いたしました「第37回青森県作業療法学会」は、194名もの多くの皆様にご参加いただき、おかげさまで全てのプログラムを無事に終了し、盛況のうちに閉会を迎えることができました。熱心にご参加いただき、活発な議論を交わしてくださいました皆様に、心より感謝申し上げます。
今回の学会では「作業療法士に求められること~地域生活を考える~」をテーマに掲げ、リハビリテーションの主軸が「臨床施設から地域へ」、そして「地域生活の場での支援へ」と大きく転換する中で、その人がその人らしく「地域生活」を送るために作業療法士として何を理解し、何を実践すべきなのかという点に焦点を当てました。
シンポジウムでは発達・精神・介護、介護予防・地域支援の各分野でご活躍されている相坂裕司様、窪田泉様、乳井香澄様、工藤泰平様をお招きし、作業療法士に求めることや、具体的な連携のあり方について貴重なご意見・ご提言をいただきました。単なる機能訓練の提供に留まらず、対象者お一人おひとりの生活背景や価値観、そして「地域」そのものを深く理解し、アプローチしていく事の大切さを改めて強く認識する機会となりました。そして、「地域」を協働して支えるために、多職種が「顔を合わせてつながる」ことの重要性を再確認する有意義な機会となったと確信しております。
19題の応募をいただいた一般演題発表においては、日頃の臨床や研究の成果が数多く発表され、非常に活発な議論が交わされました。ここで得られた新たな知見は、今後の作業療法の発展に向けた大きな活力となるものと確信しております。
また、今回は青森県作業療法士会部局委員会のご協力のもと、部局委員会の活動内容についてポスター展示を行わせていただきました。会員の皆様をはじめ多くの方々に、本会の多様な活動への理解を深めていただく絶好の機会となりました。
さらに、福祉機器・業者展示にご協力いただいた4社の皆様にも、厚く御礼申し上げます。日頃触れる機会の少ない機器や技術を体感することができ、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。あわせて、広告掲載企業3社の皆様におかれましても、多大なるご支援を賜りましたことに深く感謝申し上げます。
最後になりますが、今回の学会では多職種の皆様と直接お目にかかり、意見交換・情報共有の場を持てたことは大変喜ばしい限りです。今回築かれた「つながり」を、これからの地域生活を支える作業療法の大きな財産として、さらに発展していけるよう共に邁進してまいりましょう。
改めまして、参加者の皆様方、関係各位、および協賛いただいた企業様の格別なご支援とご協力に、心より御礼申し上げます。
また、本学会の企画・運営のために多大なるご尽力をいただきました実行委員会、査読委員の皆様、ならびに運営協力スタッフの皆様に深く感謝申し上げます。
結びに、青森県作業療法士会のさらなる発展と、皆様の今後のご健勝・ご活躍を祈念いたしまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
2日間、誠にありがとうございました。
第37回青森県作業療法学会
学会長 北澤純子