東京外国語大学

国際社会学部 国際社会学科

東京外国語大学 国際社会学部 を現役生チューターが徹底解説!

東京外国語大学 国際社会学部 1年

こんにちは! 東京外国語大学国際社会学部に在籍している1年のY.MとR.Kです。

今年から大宮校でチューターを始めました!


今回は、現役生から見る東京外国語大学国際社会学部の特徴や裏話をご紹介させて頂きますね!

東京外国語大学の基本情報

多磨

 まずは、東京外国語大学の基本情報についてお話します!なんといってもこの大学の素晴らしい点は14地域28言語を専門的に学ぶことができることです。学べる言語は英語、フランス語やドイツ語などのメジャー言語からラオス語、ウルドゥー語やウズベク語などこの大学でしか学べないようなマイナー言語など様々です。 この大学の起源は1853年、ペリーが浦賀に来航し開国を要求され、翻訳などのできる人材の養成を目的に誕生した蕃書調所という機関です。外国語と世界の諸地域に通じた専門家の養成を目指すという理念は長い歴史を通して受け継がれ、多くの卒業生が修得した言語と教養を武器に世界へと羽ばたいています。

東京外国語大学の特徴

 ①グローバルなキャンパスライフ!

 東京外大には多くの留学生留学生が在籍しており、大学の中にいるだけでもたくさんの言語が聞こえてきます。またLET'S(Language Exchange / Tandem at TUFS) という、留学生とペアになって、お互いの学びたい言語と教えられる言語を交換し合うシステム もあります。あとは何といっても外語祭です。一年生は各語科の料理店を開き、二年生は各専攻語で劇を行います。まるで世界一周旅行をしているような気分になれます!


東京外国語大学は留学の制度や奨学金が整っていることも魅力です長期の留学のほかに、夏休み・冬休みを利用した1ヵ月程度のショートビジットという制度もあります!

https://www.tufs.ac.jp/admission/navi/support/studyabroad/

 ②自分の興味や関心を追求できる!

 東京外国語大学と聞くと言語ばかりを勉強していると思われがちですが、実際はそんなことはありません。例えば、が所属している国際社会学部は、入学時に選んだ「専攻地域」と「専攻言語」について、豊かな知識を得て、ローカルとグローバルの両面から世界をつかむ力を身につけるための学習をします。その中で、法学、政治学、経済学、ジェンダー論や哲学など様々な分野から自分の学びたいものを選び、大学生活全体を通してその学びを深めます。また世界教養プログラムというものがあり文科系、理科系問わず様々な授業が開講されており、教養を深めることができます

現役外大生が語る東京外大の魅力

①アットホームな雰囲気

 東京外国語大学は国立大学であり、1学年1000人以下と少人数であることから、アットホームな雰囲気があります。優しい人、落ち着いている人が多く、キャンパスは緑豊かなので、落ち着いて勉強することができます! また、自習の環境が充実しているのも特徴です。図書館には自習席が多く設けられていて、講義棟にもTUFS BOX(たふぼっくす)という個室ブースが設置されています!また、講義棟のガレリアという吹き抜けの部分や、アゴラ・グローバルという建物にはグループワークに取り組めるスペースもあります。

②大学では珍しいクラス制

東京外国語大学には英語科、フランス語科、ドイツ語科というように語科というものがあり、2年生までこの決まったクラスで専攻語の授業を受けます。大きな語科だと50人くらい、小さな語科だと10人程度のところもあります。語科で対抗するボート大会、語科で運営する外語祭での料理店などもあるので仲良くなれること間違いなしです!

東京外国語大学のぶっちゃけ

個性的な人ばかり

 基本的にみんな根はまじめですが、言語マニアから帰国子女まで、見た目も性格もバラバラです。まず髪を染めている人が多く、おしゃれな人も多いように感じます。また海外経験を持つ人がたくさんいます。その人たちの話を聞くと今まで知らなかった世界を知れるので楽しいです。また、部活やサークルなどに入れば留学生との出会いも増えるかもしれません!


②英語がペラペラなわけではない

 英語が流暢でなければこの大学に入れないというわけではありません。話せる人も多いですが話すのが苦手な人もいます。また、この大学に入るとありがちなことですが、専攻語の勉強に集中すると英語を忘れてしまうことが多々おきます。英語力を高めるためにはGLIPという英語の授業を頑張ったり、留学生の友達を作ったりなど自分から積極的に行動していく必要があるかもしれません。

外大生の1日紹介

国際社会学部

ドイツ語科

国際社会学部

フランス語科

受験勉強で行ったこと

①定期テストの勉強をしっかりとする

  東京外大の入試は大学入学共通テストの配分が約50%とかなり高いです。共テで高得点を取ることは簡単ではありません。一年生からのコツコツ知識を積み重ねておけば受験勉強がかなり楽になるでしょう。共通テストの勉強は、私大の入試や二次試験の基礎になるので、早いうちから始めておいて損はないです!

②英語を極める!

 当たり前ですが東京外大合格のカギは間違いなく英語です。一次と二次を合わせ、850点中500点を占めます。私たちはトフルゼミナール大宮校の外大対策の講座を受けていました。早くから外大の二次試験に向けた勉強をできたことが大きく私たちを合格に近づけてくれたと思います。また、日ごろから読解の際に、なんとなくで解くのではなく明確な根拠を探すようにしたり、作文で使えそうなフレーズにマーカーを引いてみる等、工夫出来るとベストです!また、昨年度から全学部で導入されたスピーキングテストも、配点は小さいですが他の受験生と差をつけるカギになります。トフルゼミナールのチューター制度を目いっぱい活用して対策しましょう!

 

空き時間を有効活用する!

 外大の二次試験のリスニング問題はかなり難易度が高いので、英語を聞き取ることへの慣れが必要です。私は通学中、電車の中で6 minutes Englishというアプリを使ったり、赤本のリスニング音源をスマホに移して英語の聞き取りの練習をしていました。また、暇な時などに英字新聞を読んでみたりすると、単語の使い方や表現などに関する新たな発見があるかもしれません!