早稲田大学

国際教養学部 

国際教養学科(SILS)

早稲田大学 国際教養学部(SILS)を現役生チューターが徹底解説!

早稲田大学 国際教養学部 2年

はじめまして!早稲田大学国際教養学部(SILS)に在籍している3年の O.Rです。大宮校にてチューターをはじめて、2年目となっております。


今回は、現役生から見る早稲田大学国際教養学部(SILS)の特徴や裏話をご紹介しますね!

SILSの基本情報

 では、SILSの基本情報について語っていきましょう!2004年に設立された、多元的な視点、論理的思考を養うことに重点をおいたリベラルアーツ教育と早稲田大学が培った伝統やネットワークを融合させた独自のカリキュラムを行っております。英語で言うとSchool of International Liberal Studies で通称SILSです。


 東西線早稲田駅から、徒歩五分程度の所にある早稲田キャンパスの11号館にあります。


 上智大学の国際教養学部との大きな違いは、SILSは留学が必須でより多くの分野から授業が履修できるところなどです。

SILSの特徴

①入学後に英語テスト!

  SILS生は入学後にWetecという英語テストを受けます。このテストはそこまで難しいわけじゃないのでそこまで心配する必要はないでしょう。

②必修が少ない

  SILSはほかの早稲田の学部に比べて必修が少ないです。多くの人は必修としてAcademic Writingを履修します。受験時に提出する英語資格試験の結果によってはReadinやListeningの授業も必修として履修する人もいます。また、ゼミや卒論も必須ではないです。このようにSILSは必修が少ないので比較的自由に時間割を組むことができ、よりフレキシブルな学生生活が送れるでしょう。 

現役SILS生が語るSILSの魅力

①英語を多用する

  SILSに入学してよかったことは、盛んな異文化交流ができることです。多くの授業は英語で行われます。統計学と一年生次の演習と第二外国語は日本語でも行われます。それ以外の授業はすべて英語で行われるので、英語で会話する機会は格段に増えます。

  SILSに入ってイマイチだなと思った点は自由に授業が取れすぎることです。自由すぎるので自分のやりたいことがある程度決まってないとやりたくもない授業を取ることになります。

SILSのぶっちゃけ

①純ジャパが多い!

  この学部に入学して驚いたことは意外にも海外経験のない人が多いことです。SILSでは彼らのことを純ジャパと呼びますが、自分が入学前に思ってたよりも純ジャパの人が多いです。感覚でいうと4~5割くらいの人は純ジャパです。自分も純ジャパなので、入学前はついていけるのかなと不安に思っていましたが、その心配は必要ないです。

SILS生の1日紹介!

これは2年春の時の時間割です。このように必修が少ないのでコマ数も少なく、アルバイトや課題など授業以外のことにも多くの時間をあてることができました。

留学について

SILSは1年間の留学が必須です。留学の行き先は1年の秋に決めます。自分で第一志望から順に行きたい大学を選べますが、各大学には行ける人数が定められており、他の人とかぶってしまった場合はGPA、TOEFLもしくはIELTSのスコア、志望理由書を基に行ける人が決められます。GPAは最低でも3.0、IELTSは6.0が必要になります。とくにGPAに関しては、1年生の秋に出願するので、1年生の春の成績がとても重要になります。


僕は2年生の秋から1年間イギリスに留学しました。大学では現地の大学生と一緒に授業を受けました。イギリスではサッカーを見たりパブでお酒を飲んだりしたのが楽しかったです。留学は英語の勉強だけでなく、現地の人と一緒に現地の文化を楽しむということも一つの魅力だと思います。是非SILSに入学して留学をしてみてください。

受験勉強で行ったこと

一般選抜入試対策

①予習と復習の徹底

  トフルゼミナールの授業に臨む前には、時間を気にせずに隅々まで予習を行いました。例えば、英語の長文の授業では、わからない単語やフレーズの意味を調べました。分かる単語でも、類義語や英作文を書くときに生かせないかを考えました。

 また、文の構造や文と文が、それぞれどういう役割をなしているのかなども予習の段階で考えました。このように予習を隅々行うことで、授業中の先生のどんな質問にも答えられるようにし、授業でしか得られない新しい知識が得られやすくなります。さらに、授業後の復習も大切です。復習では先生が行った授業を再現できるぐらいまで復習しました。英語の授業であれば、音読を何回もして、得た知識を定着させることができます。 

AO推薦入試対策

①英語の資格試験(TOEFL/IELTS)

  国際教養学部のAO入試では、TOEFLまたはIELTSのスコアがとても重要視されます。受験者の中には帰国子女や留学経験者もとても多いので、100点超えの人も大勢います。少しでも高いスコアが取れるよう、早いうちから対策をし、何回も受けることをおすすめします。

  また、TOEFLやIELTSの対策をすることで、筆記試験のCritical Writingで必要なライティング力とリーディング力を培うことができます。