上智大学
国際教養学部
国際教養学科
Faculty of Liberal Arts
上智大学 国際教養学部(FLA)を現役生チューターが徹底解説!
上智大学 国際教養学部 1年
こんにちは! 上智大学国際教養学部(FLA)に在籍している1年S.K.です。
今年から大宮校でチューターをしています。
今回は、現役生から見る上智大学国際教養学部(FLA)の特徴や裏話をご紹介させて頂きますね!
FLAの基本情報
まずは、FLAの基本情報についてお話します!上智の国際教養学部は、1949年に設立された国際部を大元に、英語でのリベラルアーツ教育を徹底してきた伝統ある学部です。英語名はFaculty of Liberal Artsで略称はFLAです。
大学の所在地は、JR中央線の四ツ谷駅麹町口を出て目の前にあります。
早稲田の国際教養学部と違うポイントは、留学が必須ではないことと、一般入試で入学する学生がいないことがあります。また、2年生の秋学期からは、下記の中から専攻を選ぶことも特徴です。
1.Comparative Culture
2.International Business and Economics (IBE)
3.Social Studies
FLAの特徴
①入学後に英語試験!?
入学後にTOEFLに似た試験があります!この成績によって一年の必修クラスが決まるので、FLAに合格した後もライティングの練習をすることをお薦めします。
学部の授業は全部英語で行われております。一年から二年にかけての必修授業ではAcademic English Skills(人によっては必修ではない ), English Composition 1 & 2, Thinking Processes, Public Speakingがあり、ライティングの力、論理的思考力とプレゼン力を身に着けることができます。
特に、Thinking ProcessesとEnglish Composition 2を両方取らないといけない学期はリーディング、ライティングの課題が多く、図書館に閉じこもって課題をやっている学生が多い気がします。
現役FLA生が語るFLAの魅力
①少人数クラス
English Compositionというクラスは約20人というとても少ない人数で授業が行われています。入学後すぐに行ったwritingのテストの結果でクラス分けされています。
この授業では主にessayの書き方を教授によるレクチャーや本を通して学び、実際にたくさんのessayを書いていきます。
そして、クラスメイトと自分の書いたessayを交換し、お互いのessayを添削します。
書くだけではなく、クラスメイトが書いたessayの改善点なども探すことによって書く力がより身についていると感じます。
②ディスカッション
FLAでは授業内でディスカッションする機会がたくさんあります。基本的にどの授業でもグループで話し合う機会が設けられるので、様々な意見を取り入れることができます。必修科目以外では他学年の人と関わることができるので、自分が知らないことや別の視点からの意見などを聞くことができます。ディスカッションは英語で行われるので英語力もどんどん向上します。
③Environemnt and Background
FLAは、上智の中で一目置かれていて他の学部と一味も二味も異なります。学部やその制度に象徴されるように、FLAには様々なバックグランドを持つ生徒が所属しています。皆さんが想像する帰国子女やいわいる”ハーフ”の生徒だけでなく、何百種類もの異なる背景や経験を持つ生徒が在席しています(もちろん海外経験なしの生徒もたくさんいます!)。そして、生徒の性格や人間性の部分も多様で、なによりも自由です!このような国際的、多文化的な空間と生徒と共に大学生活を過ごすことで、”自分自身”の新たな成長や発見に繋がり、またそれが自信や誇りに繋がります!みなさんもぜひ International, Multicultural, Distinctively な環境で大学四年間を過ごしてみませんか!!
FLAのぶっちゃけ
去年までは水曜日に授業が無かったので、必然的に一年次から週3日休みがありました。しかし、今年は水曜日に必修科目があるので水曜日の全休が無くなってしまいました。去年の先輩は平日全休だったので、混雑を避けて遊びに行ったりバイトをしたりしていたそうです。
FLAは部活に入っている人が少ないため、部活に入ってるだけで周りから一目置かれたり、大変なのに頑張ってるねなど優越感に浸れます(笑)
FLAの1日紹介
FLAは基本1コマ100分授業です。
FLAには幾つかの必修科目があります。
第二外国語、English Composition、Christian Humanism(キリスト教人間学)、Liberal Arts of the bodyの四種類です。
キリスト教人間学とliberal arts of the bodyは第1クオーター(四月中旬から六月上旬)と第2クオーター(六月上旬から七月下旬)に別れて授業を受けます。
中には週に2回、授業がない日がある人もいます。自分の履修登録次第で全休を作ることもできます!
受験勉強で行ったこと
①IELTSの勉強法
とにかく単語を覚える事を意識しました。readingが一番苦手だったのでそこを重点的に自習し、他の技能はトフルゼミナールでの授業や学校の課題で補っていました。それだけではなく、speakingの練習はチューターさんのフォローアップを積極的に入れて練習をしていました。speakingを自分で練習する時はボイスレコーダーなどを使って練習するのがおすすめです!
②入試の対策
FLAの公募推薦の入試ではwritingと面接の二つがあります。まずwritingの対策では、大学から過去問を取り寄せ、自分で解いていました。それだけではなく、11月頃に上智の直前講座というものが他の校舎であったので、それを受講して筆記試験の対策をしていました。面接の対策では、オンラインと対面の両方でチューターさんのフォローアップやカウンセラーさんと実際の面接のような形で練習をしていました。面接の精度を上げるため、試験の前日ギリギリまで練習をしていました。たくさん練習することによって本番も緊張せずに面接に挑むことができました。
③英語の志望理由書の作成
高校三年の四月から人間力養成講座を受講して、日本語でアウトラインを作成し始めました。出願が11月からだったということもあり、実際に文章に書き起こしたのは七月くらいでした。なかなか内容に納得いかず、英語志望理由書を担当している先生やチューターさんと相談をしながら進めました。