2021.06.28|MON
2021.06.28|MON
国際地域学専攻博士後期課程修了生の上野修作さんが、日本地域政策学会の2021年度学術賞奨励賞を受賞しました。
本賞は、表彰の前年に刊行された機関誌『日本地域政策研究』に掲載の論説又は研究ノートのうち、地域政策研究の発展に寄与したと認められるものの著者に授与されるものです。(毎年度2件以内)
【受賞者】
上野 修作 (東洋大学大学院 博士後期課程、現職:株式会社 NJS)
【受賞対象】
第24号 論説
「下水道事業持続性検討モデルと評価に関する研究 ―実績データに基づく分析と下水道持続性指標の提案―」
【受賞についてのコメント】
国際地域学研究科国際地域学専攻博士後期課程を2020年3月に修了した上野修作です。
在籍中に多くの先生方に御指導を頂いて作成し、「日本地域政策研究第24号」に掲載された「下水道事業持続性検討モデルと評価に関する研究-実績データに基づく分析と下水道持続性指標の提案-」が、日本地域政策学会の2021年度学術賞奨励賞として、表彰頂きました。
私は工学部を卒業後、エンジニアとして国内および海外の上下水道プロジェクトに従事してきました。
本論文は、最近の人口減少と収入減の一方、施設の老朽化に対する投資が必要で財源不足が懸念される中、下水道が今後持続できるだろうか、というテーマで研究した成果をとりまとめたものです。
在学中は査読論文として認められるよう、先生と修正を繰り返して仕上げたものが、学会誌に掲載された後、こうして学術賞として表彰して頂き、思いがけず、また非常に光栄なことだと感じております。
改めまして、指導をいただきました北脇秀敏教授、荒巻俊也教授をはじめ国際地域学研究科の先生方、経営学部からアドバイスいただいた石井晴夫名誉教授、さらには一緒に研究した学生の方々にお礼を申し上げるとともに、今後とも精進して参りたいと思っております。
日本地域政策学会 https://ncs-gakkai.jp/