「スポーツの現代的課題」プロジェクトの第8回研究会を開催

「スポーツの現代的課題」プロジェクトの第8回研究会を開催しました


現代社会総合研究所「スポーツの現代的課題」プロジェクト 第8回研究会

2017年11月7日(火)17時00分~19時00分

於 東洋大学白山キャンパス 8号館中2階 第2会議室

 報告1  「アメリカにおける公立学校のドーピング」

報告者  清水真 (明治大学法科大学院教授)

公立学校においてドーピング検査等を行う際の、生徒のプライバシー保護と修正4条の問題等について議論した。
高校の対外試合等で他校と接する機会が多くなると、生徒間でのドラッグやドーピングの問題が多発する傾向があり、大会主催者は検査を欠かすことができない。しかしながら、採尿や採血を行う場合には生徒のプライバシーへの侵入がなされ、これを強制的に行うには憲法上の令状主義等の問題が提起される。憲法の保障が、学校等の行政手続にどのように及んでいくかとの問題が提起されていることを確認した。