マテジョLABO6回目は、今野豊彦教授の公開講演会「ナノスケールの世界 材料科学へのいざないと電子顕微鏡」を行いました。
今野先生からは材料が社会で果たす役割、様々な材料の結晶構造、ものを見ることは何か、について分かりやすくお話しいただきました。
また、電子顕微鏡の見学および講堂と電顕室をオンラインでつないだ試料観察のリモート実演会では、マテジョ達が作製した膜の原子分解能観察、STEM-EDSによる組成のマッピング分析などを行い、実際にFe粒子がAl2O3中に分散する様子をリアルタイム観察することができました。
また、真球である鉛フリー半田ボール(千住金属工業株式会社より提供)を原子に見立てた結晶模型の回折像の実習も行いました。(青木)
マテジョLABO6回目は、今野豊彦教授の公開講演会「ナノスケールの世界 材料科学へのいざないと電子顕微鏡」を行いました。
今野先生からは材料が社会で果たす役割、様々な材料の結晶構造、ものを見ることは何か、について分かりやすくお話しいただきました。
また、電子顕微鏡の見学および講堂と電顕室をオンラインでつないだ試料観察のリモート実演会では、マテジョ達が作製した膜の原子分解能観察、STEM-EDSによる組成のマッピング分析などを行い、実際にFe粒子がAl2O3中に分散する様子をリアルタイム観察することができました。
また、真球である鉛フリー半田ボール(千住金属工業株式会社より提供)を原子に見立てた結晶模型の回折像の実習も行いました。(青木)
マテジョLABO5回目は、昨日取り出したFe-Al2O3膜の磁気特性、トンネル磁気抵抗効果を評価しました。
磁気特性は強力な磁界を作り出す電磁石の間に薄膜を挿入し、試料を振動させることによる電磁誘導の法則で測定します。
正確に測定するためにどうすればよいか、AAの学生からの説明を真剣に聞くマテジョ達でした。
今日は冨松先生から道明寺の差し入れがありました!ごちそうさまでした!(青木)
マテジョLABO4回目は、午後から成膜実験(プラズマ発生、スパッタ成膜、膜の取出し)および物性評価(組成分析)を行いました。
プラズマの発生原理や組成分析の原理について学びつつ、時間に余裕があったためSiCの成膜速度を導出の予備実験も行いました。(青木)
いよいよ、今日から実験開始です。
午前中は、これからの実験・実習内容に関する説明と、研究倫理に関する講義がありました。
午後に安全衛生講習を受けた後、薄膜を付ける基板の準備とスパッタ成膜装置への設置を行いました。
棒磁石とガウスメーターで、磁石周りの磁力がどのような配置・位置で強まるか調べました。
磁石を近づけたりくっつけたり、盛り上がりました。(青木)
今日はマテジョ×LABOの第2回目、増本博教授による公開講演会「材料学ってなんだろう?」に参加し、材料研究の概要と進路選択における材料学を学びました。
特に、「材料学」は、様々な場面で用いられる技術の縁の下の力持ちだということは印象的でした。
講義の後、マテジョLABO参加者は1回目の宿題ででていた材料選択に関してグループごとに発表を行いました。
その結果、ナノ複相膜のマトリクスとして、A班はAl2O3を、B班はSiCをそれぞれ推しました。
Al2O3(アルミナ)はサファイアやルビーの原材料であり、自然界ではとても安定な絶縁体、SiC(シリコンカーバイド)は飛行機のフロントに使われる強靭な材料で最近は半導体材料としても注目されています。
これから、これらの材料を使って実験を進めていきましょう。(青木)
今日はマテジョ×LABOの第一回目、オリエンテーションを開催しました!
今回のマテジョ×LABOで行う実験の目的や流れを共有し、メンバーの初顔合わせを行いました。
マテジョの抱負では「実験が楽しみ、みんなと仲良くなりたい」との声があり、また、皆さん趣味や部活に共通点を見つけて、打ち解けた様子でした!
これからこのメンバーで1年間頑張っていきましょう!(冨松)