【構造】
木造、平屋建、鉄板葺
【築年】
昭和23年(1948)再建
【概要】
桐生の織物の特徴は「先染紋織」であり、当然「後藤」でもこの手法を採用したため、工場建設にあたっては、まず生糸の染色場が備えられた。染色場は当家では「カマヤ」と呼ばれ、昭和47年(1972)代まで糸染を行っていた。5箇所の焚口がある煉瓦造の竃に、大・中・小の鉄製釜が現存し、煙突の下半部も遺存する。前身のカマヤは昭和11年に建てられ、東側に寄宿舎が付属していた。現在のカマヤは、コウバと同じく、昭和19年(1944)に解体されたのち、昭和23年(1948)に再建されたものである。