福来魚 fukuragi
福来魚 fukuragi
『連立不等式で表された立体(境界面が立方体と楕円柱)に関して体積を求めさせる問題』
が出題されました。
<問題の考え方>
『立方体』と『楕円柱』が重なった立体を考えます。
求めたい体積は共通部分ではありません。立方体から楕円柱を切り出した残り部分の体積を計算します。
(実際に制作してみると、なんとなく少し残念な気持ちになる立体でした。)
(x,yに対称性があるので、素直に)z軸に垂直な平面での断面をz軸方向に積分します。
断面は、ただの『直角二等辺三角形』×2です。
少し余談になりますが、
長ネギ(円柱)は、斜めに切ると断面が『楕円』になります。
逆に、『楕円柱』をある一定の方向で切ると断面を『円』にすることができます。
本問の『楕円柱』は、y=xに関して対称であり、xz平面,zy平面で切断すると断面が『円』になります。
『円』から『正方形(横から見た立方体)』がはみ出た図に見えます。