約50年前、「4色問題」がコンピュータによる計算によって証明させた。
コンピュータを利用してできること、コンピュータを利用しなくてもできること、両者に線引きをすることは難しい。コンピュータを利用せず紙とペンで問題が解決できるなら、良し。紙やペンを使わずに自身の頭の中で解決できるなら、さらに優れている。しかし、そのことがコンピュータを利用してできることを否定する理由とはならない。
ICTは、問題解決のための道具である。
ICTをどう使うかは使用者によって十人十色である。様々な機能を活用してオリジナリティを追求できることもメリットであるし、共有、複製が容易であることもメリットである。本サイトでも公開しているが、数学、空間図形における一つの強みは「曲面」を表現できるところである。(当然、コンピュータ上では、有限小数の近似値のデータにより演算が行われることになるが、実物が10cm内の作品であれば、(バリを除けば、)1mm以下の精度で制作することができる。使用している3Dプリンターは、ファミリー向けの比較的廉価な機種である。(後述))
「視覚」や「触角」を刺激する。
(考えて表現するまでの「過程」こそが、本質的には大切なことである。本サイトで紹介している内容は、問題の「結果」のみを表示している側面がある。「結果」を確認したあとは、是非もう一度、問題の「過程」に目を向けてほしい。)GeoGebra等のグラフ作成ソフトを利用することで、3次元のグラフや空間図形を視覚的にとらえることができる。さらには、移動や、変形、断面、内部などの考察にも活用ができる。本サイトでは、3Dプリンターを用いて「実物」を制作できるデータを公開している。実際に手に触れることで、空間図形に対する理解を一層深めていただければ幸いである。
「困難は分割せよ」
有名予備校講師の安田 亨先生の名言だと思っていましたが、もともとは数学者(哲学者)デカルトの格言だとわかりました。ずっと、知ったかぶりをしていました。コルトエルゴスム。コルトエルゴスム。
問題(文)を読解、分割して考察し、理解につなげる。
自身の感触ですが、
当初は「見えないものを作って表現してしまおう。」と始めた作品制作ですが、
制作していく中で、ものを分解する見方(正解とは限らないが)が生まれたように感じています。
◇数学教育協議会 https://sanssouci.sakura.ne.jp/ami_hp/index.html
・・・各地で研究会、「数学教室」などの書籍の発刊も行っている数学教育協議会のHPです。
◇西三数学サークル https://www.seisan-math.com/
・・・愛知県西三河の数学教育協議会が中心となって開かれているサークルのHPです。オンライン例会もあります。
◇くろまぐろワールド http://www1.tst.ne.jp/mamy_711/index.html
・・・こどもから大人まで楽しめる自作家庭向け工作機械、ロボット、おもちゃ制作などを紹介されているサイトです。
◇プログラミングプロジェクト https://sites.google.com/teacher.tym.ed.jp/shikinopro/
・・・Python言語を使った簡単なプログラムを紹介しているサイトです。
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