日常生活の様々な「作業」を通じて、人々の健康と幸福を促進する治療や指導、援助することをいいます。
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「作業」が指すものとは…
■食事や入浴、排せつ、移動などの基本的日常生活動作(ADL)と呼ばれる生活の基本的な動作
■電話、買い物、食事の準備、洗濯などの手段的日常生活動作(IADL)と呼ばれるADLを土台として、より高度な判断力や計画性が必要な応用的な動作
■仕事や趣味、対人交流、遊びなどの社会参加としての行為動作
➡つまり、人々にとって目的や価値のある生活行為すべて!
何らかの要因で日々の作業に困難が生じていたり、生じる可能性がある人々に対し作業自体の訓練や、作業を遂行するために必要な環境調整などを医師の指示のもと行います。
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そんな作業療法士の約7割は病院やクリニックなどの医療機関に勤務しています。次いで介護・高齢者福祉が約2割、その他地域・在宅支援や児童・障害福祉の分野での就業率となっています。
作業療法は、病気や障害の種類に関わらず、「その人らしい生活」を送るための「作業(生活行為)」を通じて、心身ともに豊かになることを目指します。
「生活を支える」という作業療法の本質は不動産という住環境にも通じる!
作業療法士は本来医療職ですが、その知識は住環境づくりにも活かせます。
特に、在宅医療の分野で経験があるスタッフが在籍しているということはかなりの強みであると考えます。
それはなぜなのか?
病院というリハビリに特化した物品があったり、環境ではなく、実際に過ごされるご自宅
まさにオーダーメイドでリハビリや環境調整を提供してきたから。
できる限りご自宅にあるもの、環境で、どうすればその人が安全に過ごしやすい状況が作れるのか試行錯誤してきた経験があります。
改修不要でできる環境調整の例をご紹介します💡
≪家具の配置換えによる環境調整≫
動線の確保
➡ ソファやテーブルの位置を変えて、歩行時につかまれる家具を適切な間隔で配置
ベッドの向きを変更
➡ 起き上がりやすい側に壁を配置、または介助者が入りやすい向きに変更
照明器具の位置を調整
➡ スタンドライトを移動させて、必要な場所を明るく照らす
≪安全性の確保≫
電気コードの整理
➡ 足元の配線をまとめて壁際に寄せ、つまずきリスクを軽減
滑りやすいマットの撤去
➡ 不要なラグやマットを片付けて転倒予防
視認性の向上
➡ カーテンの開閉で自然光を調整し、段差や障害物が見えやすく
≪物の配置の最適化≫
よく使う物を移動
➡ 食器を下段の棚に、衣類を取り出しやすい引き出しに移す
両手が使える配置
➡ 調理台の上を整理して、作業スペースを確保
椅子の戦略的配置
➡ 玄関に椅子を置いて座って靴が履ける環境に
もちろん、ご自宅にあるものだけ、一人の作業療法士の知識だけでは完結できない問題もあります。
ですがありがたいことに、これまで培ってきた医療・介護業界の様々な方々とのつながりもあるため、行き詰った時にはこういったつながりの先に助言も求めることができます。
\無料相談受付中/
心身にご不安のある方、今後の住環境に不安のある方も安心してご相談ください!