5/25(日) 第3回 皐槻祭
カイコで学ぶ!遺伝のふしぎ
東京農工大学は創基から現在まで、カイコに関する教育研究を続けてきました。シルクを作る「カイコ」と聞くと、体も繭も真っ白なものをイメージしがちですが、実は、体の色や模様、繭の色、大きさなど、さまざまなものがいます。これらのカイコや繭の特徴の違いは「遺伝」によって決まります。そして、カイコは動物で初めて遺伝に関する法則である「メンデルの法則」が成り立つことが証明され、古くから遺伝と深いかかわりがあります。本ワークショップでは、カイコの幼虫の模様や脚の色などを実際に観察し、個体によって体の特徴が異なることを知り、その特徴がどのように遺伝によって変化するかを学びます。