経済社会学会 第60回全国大会
大会テーマ:「ウェルビーイングの多様性:経済社会学的アプローチの可能性」
第60回全国⼤会は、2024年9⽉7 ⽇(⼟)、8 ⽇(⽇)、亜細亜⼤学武蔵野キャンパスで開催されます。是⾮ともご参加ください。
※亜細亜大学武蔵野キャンパスまでの交通アクセスは こちらのページ をご参照下さい。
おしらせ
第60回全国大会のプログラムはこのWebページにて随時アップデートします。
大会テーマの趣旨、大会プログラムの概要
大会テーマの趣旨(クリックすると展開します)
現代社会における私たちの生活のあり方や物事の捉え方は、大きな変化を遂げている。そうした変化の一つとして、デジタル化や新型コロナウィルス感染症の世界的拡大という未曽有の事象等によって様々な影響を受け、人々や社会全体の価値観の多様化が一層進んでいる点を挙げることができる。そしてよりよい人生の条件としてどのような存在を不可欠とするか、いかなる基準でどのように測るかといった点についても、多種多様な議論がある。
第60回大会では、「ウェルビーイングの多様性」というテーマを通じて、現代における本質的な基準と尺度、中核的な問題と課題について探求したい。「ウェルビーイング」とは、「幸福」「豊か」「福祉」「福利」「よい状態」といった意味を含む概念といえる。経済社会学の学問領域では取り上げられてきたが、近年では一般的に生活全般の向上を目指す際に使われる用語としても注目される。「ウェルビーイング」は、経済状態、健康状態、精神状態、感情状態、社会状態といった基本的要素から構成され、それぞれの基本的要素は、経済社会学の研究対象となってきた「ネットワーク」「消費」「コミュニティ」等とのかかわりにおいて決められる。考察の単位や範囲は、個人や個人間比較だけでなく、経済社会の各組織にまで及ぶ。
「幸福」と「ウェルビーイング」の概念をめぐり、根本的な共通点と重要な違いとは何か。今回の共通論題『ウェルビーイングの多様性:経済社会学的アプローチの可能性』を通じて、経済社会学におけるいくつかの重要な領域から「ウェルビーイング」の概念と測り方を多角的に捉え、各アプローチの有効性と課題を議論する。
大会プログラムの概要(クリックすると展開します)
共通論題について
「ウェルビーイングの多様性」をテーマに、経済学や社会学など本学会が拠って立つ研究領域から 3 名の方にご報告頂き、予定討論を受けた上でパネル・ディスカッションを展開します。共通論題の内容や構成は大会プログラム委員会で検討し、設定いたします。
準共通論題とラウンドテーブルについて
⼤会プログラム委員会では、上記の共通論題と通常の⾃由論題以外にも、「準共通論題」:⼤会テーマに関連した論題の報告数本を1 つに集めたセッション、ならびに「ラウンドテープル」:会員から提案されたテーマに即して1本以上の研究報告をめぐり、問題意識を共通する数名以上の参加者が⾃由に意⾒交換する場を設定する予定です。どうぞ積極的にお申込みください。
自由論題と準共通論題の報告、およびラウンドテーブルの設定について
こちらのページ(リンク)をご覧ください。
大会参加費について
こちらのリンクをご覧ください。
報告者の方々へ(開催校からの連絡)
報告申込み後の手順はこちらのページ(リンク)をご覧ください。
大会プログラム委員会
大会実行委員等
第60回全国大会事務局・大会準備委員長
石田幸生(亜細亜⼤学)
プログラム委員会
西部:
鈴⽊ 純(神⼾⼤学)
⼭岡 淳(神⼾⼤学)
渡邉幸良(同朋大学)
東部:
織⽥輝哉(慶應義塾⼤学)
宮垣 元(慶應義塾大学)
鈴木康治(第一工科大学)
⽯⽥幸⽣(亜細亜⼤学)
連絡先・問い合わせ先
〒180-8629 東京都武蔵野市境5-8
亜細亜大学都市創造学部 石田幸生研究室 気付
経済社会学会第60回全国大会事務局
Email: soes24auアットマークgmail.com
(アットマークを@に変換して下さい)