2015 雪浦秋季大祭
『雪浦くんち 西区 獅子舞』
CM1
2015年8月19日 公開
2015 雪浦秋季大祭
『雪浦くんち 西区 獅子舞』
CM2
2015年9月15日 公開
本作は西海市とのコラボ企画として制作できる機会を得たものになります。メンバー間でお互いに仕事の都合もみながら、いつもより気合を入れて取材に臨んだ作品です。
雪浦で最も重要なイベントである秋季大祭『雪浦くんち』のおこなわれる雪浦熊野神社は、300年以上の歴史があるとされる神社です。
毎年5部落(西区・中区・南区・北区・小松地区)のうち1つの踊り町が輪番制により出し物を催す習わしがあるこの祭りは、少子高齢化の影響で現在踊り町は3部落(西区・中区・南区)に減り、出し物のない年が存在する状況とまでなっています。
古くから雪浦の住民は、地芝居といわれる手作りの演劇を楽しむなど、積極的に催しごとに取り組んできました。
雪浦くんちはそんな雪浦の住民によって、長崎くんちに習い、より豪華な出し物を各部落競い合うようにして発展してきたものだとされています。
昭和30年、雪浦村・瀬戸村・多以良村・松島村が合併し大瀬戸町が誕生した年。
雪浦は以前より行っていた秋季大祭に輪番制を導入し『雪浦くんち』を編成しました。
300年以上の歴史がある雪浦の氏神様が奉られた『雪浦熊野神社』では、秋季大祭の催しが形を変えながらも今もなおずっと続いています。
あえて伝統を守るために柔軟に形を変えながら継承に挑んでいる部落があります。今年6年振りに踊町となった『西区』です。西区は獅子舞を奉納する部落で、現在に至るまでにリズミカルで華やかな舞いを追求し変化を遂げてきました。変化は今も続き、少子高齢化の影響から女性の参加や他部落からも参加者を募る異例の方法にも乗り出しています。
従来の枠を超え、本場に向けて雪浦の人々が一丸となって日夜練習に励む姿に田舎の底力を感じさせられました。
2015年も残すところほんの僅かというところでやっと完成しました。
2015.10.17~18に行われた「雪浦くんち」のドキュメント。
はや2ヶ月以上も経過してしまいましたが…渡辺督郎さんのお力添えもあり、皆さんに試写会を行える日が来ました。本作品はその宣伝映像です。
日時 2016.1.10(日)
場所 雪浦中央公民館
時間 10時~12
もってこい雪浦!!
~未来へ、獅子が舞う里~
(試写会CM)
2015年12月28日 公開
本編映像は西海地域の歴史文化遺産活用実行委員会の主催により1月10日に『試写会』を開いて上映しました。
正月明けの急な開催にあっても、約70名のご観覧に大変嬉しく感動いたしました。
その後好評につき、西区公民館でも上映が行われました。
( 写真 : 中央公民館での試写会の様子 )
雪浦くんち後のインタビューより
(写真:雪浦くんち西区獅子舞初参加 南区出身 堀川祐輔さん)
もってこい雪浦!!
~未来へ、獅子が舞う里~
(本編)
2016年1月10日 公開