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<河谷研へ配属を検討されている皆さんへ>

河谷研では皆さんの興味のあるテーマを一緒に研究していくスタイルを基本としています。現時点で興味のあるテーマが分からなければ、教員と一緒に話しながら探してみましょう。

・大気現象一般について興味のある人(大気の循環、大気の波、気候変動など)

・現象を数式で理解できることに興味を抱く人(おお!式で表せるとは感動!って人)

・大気の力学的な現象に興味のある人(高低気圧の流れが中緯度で起こるは何故?とか)

・物理や化学を使って現象を科学的に理解できることにワクワクする人(例:高校時代の物理を習ったとき、式と現象を結びつけるのが好きだった人)

・科学的な視点で物理現象を説明するのが好きな人(研究活動を通じてプレゼンテーション能力も鍛えられます。中学高校時代に単に暗記した現象を科学的に説明できるようになります)

みたいな人で、直接私と話してみたい方は、ZOOMも含めて対応しますのでご連絡ください。理論をうまく使って、自然現象を紐解くことが好きなタイプです。大学院の大気海洋物理学・気候力学コースでは、入学後の修士1年生の教育課程において初歩からきちんと学べるカリキュラムが取られています。北大理学部4年生の学生の皆さんで当研究室に配属した場合、個々の状況に応じて基礎から個別に教育する方針を取っています。また博士課程からの入学、学位取得後のPDも受け入れています。詳細な研究内容については、研究対象のページをご覧ください。


<教育方針・研究室での活動>

国内外のプロジェクトを通じて日英米独仏豪蘭丁西韓他多数の研究者と共同研究を進めており、研究者仲間が北大に訪問する機会がしばしばあります。研究成果を持って、国内・国際学会で発表すること、学会参加を通して現地での様々な経験をすること、国際的な広い視点とネットワークを若い段階から作ることなどは、修士課程で卒業する・博士課程へ進む、に関わらず有益だと思います。

研究成果を人前で発表することは、最初は緊張すると思いますが、情報発信能力を向上させる良い経験になります。気象学会夏の学校などのイベントへ参加し、同年代の知り合いを多く作ることも勧めています。

研究室では週1回程度集まり、全体での研究進捗発表、議論、論文レビュー、種々の勉強などを進めています。個人指導も適宜行っています。研究内容は皆さんの興味のあるテーマを基本として選びますが、興味のあるテーマがはっきりしない場合は、指導教員と一緒に話しながら探してみましょう。例えば気になる現象を論文・本で調査し、実際にデータ解析で物真似をすることも一つの手です。実際に手を動かす中で、新しい何かが見つかることも多々あります。

研究生活には苦楽がつきものですが、教員・学生が共に明るく楽しく自由に研究できる環境を心がけています。

<河谷研究室学生:2023年度に発足しました>

【2024年度】

修士2年:1人、修士1年:3人、学部4年:1人


【2023年度】

修士1年:1人、学部4年:1人

<講義・演習>

【2024年度の講義・演習】

<学部生向け>

・全学教育(大学1年次向け): 地球惑星科学 II (2学期)

・気候変動を科学する(オムニバス形式 5/14: 成層圏の気候と大気循環)

<大学院環境科学院向け>

地球流体力学特論(1学期)


【2023年度の講義・演習】

<学部生向け>

・気候変動を科学する(オムニバス形式 5/16: 成層圏の気候と大気循環)

<大学院環境科学院向け>

計算機基礎演習・プログラミング言語演習(第1学期前半の8回。他教員と共同)