Octave-Tips
Creo Ergo Sum - Octave-Tips
GNU Octave の活用方法
Windows用, MacOS X用のインストーラは http://octave.sourceforge.net/index.html から入手できます。
Debian GNU/Linux であれば、octave3.0 パッケージをインストールします。
Octave 3.0では従来Octave-forgeと呼ばれていた拡張モジュール群がPackagesとして整理されています。
このPackagesをインストールすることで、使用できる関数などを追加できます。Octave function referencesより必要な関数を探し、対応するパッケージを以下の手順でインストールします。
例： pngread を使用したい場合
Octave function referencesよりpngreadを探す。
pngreadの説明に pngread [image] と書かれている。 [image] がパッケージ名と想定。
PackagesよりImageを選択し、detailsを開く。
Read package function reference を開き、このパッケージに pngread が入っていることを確認する。
Other informationを確認し、buildrequires に jpeg-devel と書かれているので、パッケージの構築時に必要なlibjpegの開発環境をインストールする。Debianであれば apt-get install libjpeg-dev。
Other informationの、systemrequirements に ImageMagickと書かれているので、実行時に必要なImageMagickをインストールしておく。Debianであれば、apt-get install imagemagick。
Download this package を開き、ダウンロードを開始する。
ダウンロードしたファイル名が image-1.0.4.tar.gz だったとする。
管理者権限でOctaveを実行し、pkg installコマンドを入力する。
$ sudo octave
octave> pkg install image-1.0.4.tar.gz
これでインストールが完了した。
次のコマンドでimageパッケージを読み込むと、pngreadが実行可能になる。
octave> pkg load image
octave> pngread
以上
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