聖書の内容を概観する 

2017.03.01.



聖書にはどんなことが書かれているのでしょうか?

では、聖書の内容を概観してみましょう。


※ずっと下の方に、約100文字で内容をまとめた文もあります。

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人間は罪と死に陥る


神は天地を創造し、

また、最初の人間夫婦アダムとエバを造られました。


当初、アダムとエバは完全な人間であり、

エデンの園と呼ばれる楽園に住んでいました。


彼らには、病気も老化もなく、死さえもない、

神の子として繁栄を享受していました。


ところが、(悪魔が操った)蛇から誤導されて、

神のおきてを破り、「罪人」となってしまったのです。


そのため、二人はエデンの園から追放されました。

それ以降、二人は病気に苦しみ、年を取り、

最後には死ぬようになりました。


そして、二人の子孫である私たちも、

二人の「罪」を受け継いでいます。


そのために、苦しみ、年老い、

そして、最後には死ぬのです。


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メシアの到来が約束される


しかし、神はそのような人類の有様を哀れに思い、

将来、世の救い主であるメシアが現れるという希望を予告されました。


旧約聖書は、

①アダムからイエス・キリストに至るまでの歴史の記録であり、また、

②約束のメシアがいつどのように現れるのかを預言している書です。


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約束のメシアの登場


そして、その預言通り、

1世紀のローマ帝国の時代に、イエス・キリストが登場し、

神の王国が近づいていることを人々に知らせました。


しかし、イエスは、その当時の支配者階級の人々の

偽善を暴露し糾弾したために、その怒りを買い、

ついには、磔(はりつけ)の刑とされ、殉教されました。

その人々は、悪魔に操られてそうしたのです。


とはいえ、その3日目に、イエスは神により復活させられ、

弟子たちの目の前で天に昇って行かれました。


神は、イエスを、天地を治める神の王国の王に任命されました。

そして、イエスは、天から指示を出し、弟子たちを導いて、

世界各地に聖書の良いたよりが伝えられるようにされているのです。


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イエスによる贖いの犠牲


イエスは、悪魔と彼が操る人々からの再三にわたる

攻撃を物ともせず、神に対する忠節を全うしました。

死に至るまでも、正義を曲げず、それを見事に貫き通しました。


つまり、イエスは、死に至るまでの忠誠により、

神にご自身の命を犠牲として捧げられたのです。


そして、イエスの犠牲、つまり、命の価値は、

私たち死すべき罪人が神の元に帰るための道を開きました。


つまり、私たちは自分の罪の結果、死にます。

これは、罪に対する処罰であり、いわば死刑なのです。


ところが、その死刑を受けるべき私たちの身代わりとなって、

イエスがご自身の命を投げ打ってくださいました。


これを聖書では、「贖い(あがない)」と呼んでいます。

贖いとは、いわば、人質を解放するための身代金のようなものです。


そして、その贖いの犠牲に基づいて私たちの罪が許され、

神の元に帰る道が開かれたのです。


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イエスの贖いの犠牲から益を得る


ただし、道が開かれたとはいえ、

私たちは、自分の罪を深く反省して、

悔い改め、正しい心を取り戻さなければなりません。


そのために、聖書を毎日読み、

神からの教えを生活の中で実践していかねばなりません。


そのようにする時初めて、神からの是認が得られ、

本当の意味で、神の元に帰ることができるのです。


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ハルマゲドン、楽園復興、そして、永遠の命


まもなく、神は、現在の間違った世の中を正すべく、

ハルマゲドンと呼ばれる戦争でこの世界を終わらせます。


その際、神に是認された人々が生き残り、

荒廃した地球を一生懸命に整地し、

楽園を復興させることになっています。


その楽園となった地で、

神は、今までに亡くなった死者を復活させ、

神からの再教育が施されます。


その結果、自分の罪を克服した人々は、

完全さに達して、神の子となり、

こうして、永遠の命を受け継ぐのです。


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まとめ


以上の内容を100字以内でまとめると、以下のようになります。


最初の人間夫婦はエデンの園から追放されました。

その子孫は罪と死を受け継ぎ苦しむことに。

しかし、神はイエスによって私たちが救われるようにされました。

将来、再び神の元に帰る人々は永遠の命を受け継ぐでしょう。


要するに、聖書には、


①人間が苦しむ根本的な原因と、

②その決定的な解決策


が書かれてあるということです。

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以上の概要を頭の中に入れて聖書を読んでいくならば、

きっと理解が得やすくなると思います。




追加:


以下、参考までに。

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苦しみの根本原因と結果である「罪と死」に対する

解決策は、「贖い(許し)と復活(死の相殺)」です。

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人間は罪を犯し、命の源である神との関係を断たれました。

例えるなら、電源からプラグを引き抜かれた電気製品のようなものです。


それは、命の源である神から生命力が供給されなくなることを意味しており、

ゆえに、今ある生命力が尽きた時に、人は死ぬのです。


しかし、キリストの贖いにより、神の元に帰る人たちは、

最終的には、神との関係を完全に修復し、再び生命力を供給されるようになります。

ゆえに、永遠に生きることが可能となるのです。