著者紹介

村上 久（むらかみ ひさし）

明治三十五年（一九〇二）石川県金沢市に生まれる。

大正六年（一九一七）金沢一中で弓道部に入部。

その後、早稲田大学に入学し、故浦上栄範士に師事。

大正十一年（一九二二）弐段。

昭和十六年（一九四一）厚生省武道課の嘱託として大日本武徳会の設立に関わり、戦後は武徳会の解散整理にあたる。

昭和二十四年（一九四九）日本弓道連盟結成後、専務理事を経て、昭和三十五年（一九六〇）常務理事。

昭和四十四年（一九六九）から全弓連副会長を二期務め、その後、顧問となる。

昭和四十四年（一九六九）から六年間、審議会委員。

昭和二十七年（一九五二）の学生弓道連盟設立にも尽力する。

昭和三十一年（一九五六）範士。昭和五十八年（一九八三）十段。

昭和六十二年（一九八七）十一月十九日 没（享年 八十五歳）。