著者紹介

松永重宣（まつながしげのぶ）

昭和六年（一九三一年）生まれ。父は、範士八段松永重児（初代肥後三郎）。

弓作りは十七歳のころから父親に習う。昭和四十六年に独立、現在地に製作所を構え、現在に至る。

祖父の代からの弓師。弓師の銘、「重宣」は、本名。「宣斎」は、七十歳を過ぎてからの号。

教士八段。熊本県人吉市在住。

渡辺晴美（わたなべはるみ）

昭和二十六年（一九五一年）生まれ。北海道大学弓道部にて、師範の故高畠太郎十段範士・故近藤愛親七段教士より手ほどきを受ける。

第２９回全日本女子弓道選 手権大会最高得点賞、第３２回全日本女子弓道選手権大会優勝、第４９回全日本遠的選手権大会女子の部優勝の他、全国大会優勝及び入賞多数。

平成十二年六月 より十三年三月まで全弓連編集委員会委員長として、平成十八年五月より二十年三月まで全弓連機関誌編集長として、機関誌『弓道』の編集に携わる。教士七段 （平成二十二年七月現在）。