和田研究室へようこそ

まちづくりを研究する和田崇(わだ たかし)の個人ページです。

まちづくりは1960年代の日本で生まれた概念および活動です。元々は,政府や大企業による開発重視・産業優先の政策に対抗して行われるようになった「身近な生活空間」における「住民主導」による「地域資源」を活用した「ソフト・ハード両面」にわたる「息の長い」取組みを指します。

しかし,時代の変化とともに,政府や企業も「まちづくり」という用語を我田引水的に使用するようになり,「まちづくり」という言葉はとても多義的なものになってきました。さらに最近は,「地方創生」の掛け声の下,政府主導の地域活性化策が推進され,「まちづくり」との混同もみられます。

それぞれの地域に暮らす人びとが,精神的にも社会的にも経済的にもハッピーになるために,地域の資源や特色(=文化)をどのように守り,どのように活かすこと(=まちづくり)が必要でしょうか。15年間のまちづくりコンサルタント経験も活かしながら,この問題を現場から考え,発信していきます。

【連絡先】

県立広島大学 地域創生学部 地域創生学科 地域文化コース 和田研究室
〒734-8558 広島市南区宇品東1丁目1-71 TEL 082-251-9823(研究室直通)
E-mail:t-wada1969(a)pu-hiroshima.ac.jp ※(a)を@に置き換えてください。