研究プロジェクト(2012-)

※※※ 2018研究室テーマ ※※※

・岐阜県におけるコウヤミズキキリシマミズキ中間型の分類学的検討 小松 弘佳(M2)

・岐阜県のコケ植物相調査 天本 匡宥→広大院進学

・木曽川河川敷に生育する渓流型ニガナの形態学的および細胞学的研究 後藤 智美(B4)

・豊橋市葦毛湿原の植物相変遷に関する調査 田部井 光優(B4)

※※※ 2017研究室テーマ ※※※

・植物標本の展示による効果的な教育普及手法の検討 松本 佳大(M2)

・コケ植物相調査による岐阜市の自然環境評価 天本 匡宥(B4)

・小学6年理科「葉にできたでんぷんのゆくえ」実験法および教授法の改善 亀山 千沙希(B4)

・木曽川河川敷に生育する渓流型ニガナの形態学的および細胞学的研究 篠田 彩歌(B4)

※※※ 2016研究室テーマ ※※※

・タチツボスミレ類の分子系統解析 山田 龍之介(M1)

・岐阜市小中学校における校庭植物の植物相調査とその活用に関する研究 加藤 美岬(B4)

・ミヤマカタバミとコミヤマカタバミにおける中間型の存在の研究 沢村 祐輝(B4)

・幼少期の自然体験が自然への愛護・尊重心に与える影響―懸念される問題に関する考察― 吉本 彩乃(B4)

・小学校理科における根の観察方法の改善 冨松 侑汰(B4)

※※※ 2015研究室テーマ ※※※

・タチツボスミレ類の分子系統解析 山田 龍之介(M1)

・ほか、メンバー誠意推敲中

※※※ 2014研究室テーマ ※※※

・博学教連携による地域自然学習推進のための調査研究 日比野 佑希(M2:修論)

・学生標本から見る標本作製指導の検討 玉井 い津菜(B4:卒論)

・自生地におけるマツムシソウとミカワマツムシソウの集団維持システムの解明 石田 悠理奈(B4:卒論)

・マイクロサテライト(SSR)におけるタチツボスミレ類のハプロタイプ解析 須藤 真由(B4:卒論)

・タチツボスミレ類の分子系統解析 山田 龍之介(B4:卒論)

※※※ 現在進行中! ※※※

【スミレの系統分類】 成果発表 プロジェクト・メンバーin lab. 2015: 須山・山田・植田(金沢大学)

スミレは虫媒花と閉鎖花の2種をつけ、蕾のまま自家受粉する閉鎖花が全種子の95%を産する。日本には多種のスミレが生息するが、虫がまだ行動しない春先から虫媒花をつける。スミレが2タイプの花をつける要因、生態的な矛盾をはらみつつも繁栄している要因をDNA配列データで解き明かしていく。

【東海地方の‘キリシマミズキ-コウヤミズキ’とは?】 プロジェクト・メンバーin lab. 2015 : 高橋 feat. 須山・小松

「岐阜で確認された‘キリシマミズキ-コウヤミズキ’混生集団の実態を探る!

【マツムシソウ科の系統分類】 成果発表 プロジェクト・メンバーin lab. 2015:須山・森・冨松

新種ミカワマツムシソウの発見記載から展開。日本産種の系統地理、定説を覆す科の起源地の提唱、種分化と訪花昆虫など、マツムシソウ科分類学の最先端。

【博物館と理科教育】 成果発表 プロジェクト・メンバーin lab. 2015:須山・松本

博学教連携による地域自然学習の推進。アーカイブとしての大学博物館の役割と郷土博物館の研究。

【タデ科の新種・トヨボタニソバの分類学的研究】 成果発表 プロジェクト・メンバー:須山・植田(金沢大学)

タデ科の新種「トヨボタニソバ」は、東海地方の限られた地域にのみ分布する。その種分化と分布の過程を考察するとともに、本種の特徴である‘地中に着き、咲かずに結実する花開放花’の謎に迫る。

※※※ 注目中! ※※※

【ノトジマレンリソウとは?】 成果発表

「能登島にある‘エゾノレンリソウ’は見た目がだいぶ違うが、どうしたらいいでしょうか」、と相談されて……新分類群なるか!?

【コモウセンゴケの系統を分析】 成果発表 プロジェクト・メンバー:植田・須山・木下

食虫植物のコモウセンゴケは本州宮城県以南~東南アジア~オーストラリアに分布し、東海地方には固有のトウカイコモウセンゴケが生息する。生物は、遺伝情報であるゲノム1組を何組持つかにより2倍体、3倍体のように分類されるが、トウカイコモウセンゴケは6倍体、コモウセンゴケは4倍体である。トウカイモウセンゴケの由来をコモウセンゴケの分布各地で探っている。

【侵略的外来水草たちを知る】 成果発表 プロジェクト・メンバー:須山

身近な水辺を『驚異的な繁殖力』で埋め尽くそうとしている、ミズヒマワリ、グロッソスティグマ、オオバナミズキンバイなどの外来水草とは、どんな植物なのか? 人との関わりを含め生態的・分類学的視点からこれらを【知る】。