以下、案内メールからの抜粋です。
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各 位
平素よりGIST(GRIPS Innovation, Science and Technology Policy)セミナーにご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
このたび、科学技術政策研究所(NISTEP)との共催にて、
第34回GISTセミナーを開催いたします。
■日時
2012年5月15日(火) 17:00~19:00(予定)
■場所
新霞が関ビルLB階201D号室(科学技術政策研究所会議室)
アクセス: http://www.kasumigaseki36.com/floor/area.html(東京都千代田区霞が関3-3-2)
■講演者
東京大学先端科学技術研究センター 馬場靖憲教授(科学技術論・科学技術政策分野)
【略歴】
英国サセックス大学博士課程修了Ph.D. SPRUリサーチ・フェロー、科学技術政策研究所主任研究官、埼玉大学大学院政策科学研究科助教授、東京大学人工物工学研究センター教授、同先端科学技術研究センター教授を経て、2007年4月から同大学院工学系研究科先端学際工学専攻教授(本務:先端研を兼務)。専門としては、技術変化の経済学、科学技術政策、人工物工学など、文理融合の視点から、常に新しい領域に挑みつづけている。?
■講演内容
「起業家精神は科学者活動をどのように変化させたか:科学社会学からの政策研究への試み」
近年、バイオ医薬分野を先頭に、産業社会からの科学型イノベーションへの期待はかってなく高まり、その風潮のもと、科学者の起業家精神は着実に顕在化している。その結果、科学コミュニティにおいて科学者を律するノルム(規範)に一定の変化が生まれ、科学者が従来とは異なった活動様式を採用する可能性がある。本発表では、研究目的に使用するマテリアルを相互に無償で提供することを目指すバイオ分野にみられる慣行に着目し、従来、当然とされたコミュナリズムに対する逸脱行動が発生した結果、科学者間の研究協力が様々な形で停滞し、科学の発展を阻害しかねない状況が生まれることを理論的に説明し、分析から導かれる政策的含意を示す。
■使用言語
日本語
■申込方法
参加をご希望される方は、5月11日(金)までに、下記担当者宛に下記内容のご登録をお願いいたします。
1.お名前、2.ご所属、3.お役職、4.ご連絡先(E-mailアドレスまたは電話番号)
GISTセミナーでは、イノベーションや科学技術政策研究の最先端の成果を紹介し、関連分野における研究者・政策関係者等の情報交換と人材育成を促進することを目的としています。国内外の第一線で活躍している研究者、若手研究者を講師としてお招きし、政策関係者や産業界等にも参加を呼びかけて、研究成果のプレゼンテーションとディスカッションを行うことにより、国内唯一の政策研究院として、日本およびアジアにおけるイノベーション研究の拠点、情報ハブとしての役割を果たしていくことを目指しています。
GIST(GRIPS Innovation, Science and Technology policy )
後藤 晃、永野 博、鈴木 潤、角南 篤
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国立大学法人政策研究大学院大学
教育支援課 高橋 美歩
〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1
TEL:03-6439-6290
FAX:03-6439-6040
E-mail: ipt-ml@grips.ac.jp (課共通)
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